MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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ボルドーづくし

MusingyBlancは、4人くらいの少人数のワイン会が好きです。

すると、一本当たり一人2杯ずつくらい飲める。
ワインは、時間の経過とともに大きく、香りや味わいを変化させていきますから、やっぱりじっくりと時間をかけて味わいたい。そのためには、やはり一人当たり2杯くらい飲めるのが理想です。

で、コースの食事に合わせるとなると、泡→白→赤→赤と4本飲むとちょうど良い。
4人で4本ですが、ゆっくりと飲めば、まあ無理無く飲める量です。


大概は、持ち寄りワイン会です。
これまでも、こういう小規模なワイン会(というか食事会)を多くやってきていますが、MusingyBlnacの好みや、あるいは僕の友人達がブルゴーニュ好きが多いので、結果的に、白も赤もブルゴーニュが多くなってしまいます。
泡がシャンパーニュに偏るのは、ある程度仕方ないんですけどね。


ですが、以前やったワイン会では、偶然ですけれどもボルドーが集まりました。

1 Jacques Selosse Initial Brut NV
これはシャンパーニュです。ブランドブランなのに、コクがあって、いつ飲んでも素晴らしい。

2 Chateau Couhins-Lurton 1998
これは、ブラインドで提供。
シャトーの名前は勉強したので知っていましたが、飲むのは初めて。
熟成した色合いで、香りにはほんの少しですが「ネコのおしっこ」が感じられたような気が。。。
ソーヴィニヨン・ブラン100%ですが、ボルドー特有のタルがかかっています。
昔はボルドーの白が苦手でしたが、今ではすっかりとお気に入りです。まだまだ知識は無いんですけどね。

3 Chateau Cos d'Estournel 1997
4 Chateau Leoville Las-Cases 1991

どちらも別々の参加者が持参したのですが、期せずして、メドックのスーパーセカンドが揃いました。
飲み比べられたので、それぞれの個性が楽しかったです。

どういうわけか、たまにこのようにシンクロする時があるんですよね。
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by MusignyBlanc | 2010-09-30 01:49 | ワイン

A Midsummer Night's Dream

しばらく前になりますが、ちょっと旅先で食事とワインを飲む機会がありました。

勢い余って、レストランに行く前に、軽く飲んでしまいました。

Puligny Montrachet 1er Cru Les Referts (Etienne Sauzet) 1993
さすが、ソゼの古酒。
しっかりと、ソゼの個性が出ていました。

もう一本、リースリングを飲んだのですが、記録を忘れてしまいました・汗。



そして、フレンチレストランにて、以下の4本のワインを開けました。


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Henri Billiot Brut Cuvee Laetitia NV
この造り手の4千円くらいの下級キュヴェ (Cuvee Tradition)は、値段の割にとても美味しくて、猛暑のこの夏には重宝して飲んでいました。10本は開けたかな。黒ぶどうが75%でとてもコクがあり、MusingyBlancの好みにも合致。気に入った後に、神の雫でも紹介されていました。

ということで、その上級キュヴェを飲んでみたかったので、これを検証。
う〜ん、確かにとても美味しかったんだけれども、でもこのワイン、結構な値段がしたからなあ。。。。確かに、セパージュも同じだけあってCuvee Traditionの延長線上にあって、それよりもわずかに美味しかったんだけれども、でも逆に言えば3分の1の値段のCuvee Traditionを3回飲む方がお得な気がする。
まあ、期待が大き過ぎたのかもしれない。というか、Cuvee Traditionが素晴らしすぎるとも言えるかな。


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Alsace Clos Ste Hune Riesling 2003
これは美味しかった。
別名、アルザスのロマネ・コンティ。
確かに市場価格もとても高いみたいだけれども、それに相応しい実力。
厚みがあって、濃厚で、でもタルがかかっていないからとても自然。複雑で、いつまでも余韻が続く。
お化粧をしたシャルドネよりも、ワインそのものの力で迫ってくる素晴らしいリースリングの実力を感じさせられました。


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Romanee Saint Vivant Les Quatre Journaux (Louis Latour) 2002

この畑のワインは、どういう訳か最近、日本の市場に沢山出回っています。ロマネサンヴィヴァンだから美味しいには違いないんだけれども、でも、今まで飲んで来たロマネサンヴィヴァンとはちょっと違う気がするんだよなあ。。。まあ、若過ぎたのもあるかもしれないんだけれども、もっと美味しいはずだ、などと感じてしまった。


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Clos de Vougeot (Meo-Camuzet) 2004
これは、上のロマネサンヴィヴァンと同時に、ブラインドで提供された。少し形状の異なるグラスで提供されたので、単純比較は難しいんだけれども、でもサンヴィヴァンよりも華やかな香りと果実味を感じた。率直に言えば、こちらの方が好みだったなあ。さすが、メオ=カミュゼ。

もともと、僕がワインにのめり込むきっかけとなったワインは、十数年前に出席した職場の同僚の結婚式で出された、Richebourg (Meo=Camuzet) 1991だった。なかなかカミュゼは高過ぎて飲むチャンスがないけれども、でもやはり美味しいんだなあ、ということを再認識しました。

食事の後は、庭に出て、そこでデザート。。。。
気がつくと、もう深夜をかなり過ぎていました。

すばらしい、真夏の夜の夢、でしたね。
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by MusignyBlanc | 2010-09-29 01:10 | ワイン

Nearly Perfect Wine

ちょっとおめでたいことがあったのですが、そしたら友人がスペシャルなワインをご馳走して下さいました。


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Quilceda Creek Cabernet Sauvignon "Columbia Valley" 2006

アメリカ・ワシントン州のカルトワインです。
(コロンビア・ヴァレーはワシントン州とオレゴン州にまたがるAVAですが、どうやらこのクイルシーダ・クリークはワシントン州側のようです。)
もちろん、飲むのは初めて。。。。

このワイン、毎年、驚異的な評価がなされています。

たとえば、ワイン・アドヴォケイトのパーカー・ポイントは2002, 2003, 2005, 2007年に、100点を取っています。
もちろん、今回ごちそうになった2006年も99点の高評価。
その他、タンザー、ワインスペクテイター、ワインエンスージアストなどで軒並みの超高評価です。


とはいえ、こんなに凄い評価を受ける新世界のワインを飲むのは初めて。いや、フランスワインなど旧世界を含めてもほとんどありません。

一体どんな味わいなのか。。。。。


2006と言えば、ポテンシャルの高いワインを飲むにはまだまだ早いと思われますが、でも折角なので頂きました^^。


で、コルクを抜いてコルクを嗅いでみると、ワインの状態がとっても良さそう。
大ぶりのボルドーグラス(リーデルOシリーズ)に注いだ瞬間から、とんでもなく鮮烈な香りが漂ってきます。

こ、これはタダモノではないぞ。。。。

果実味豊かで、しかも豊饒な、黒系ベリーのジャムの香り。濃厚。しかし、バタついていたりしつこかったりする訳ではなく、どこか複雑さを併せ持っている。ある種の繊細さすら感じさせられる。



でも、これだけ強烈だと、飲んだら手強いかもしれない。
タンニンがギシギシで、とても飲めたものじゃないのではないか?

実は、2年前に
Robert Mondavi Cabernet Sauvignon Reserve 1999
を飲んだ時
に、タンニンが強くてあまりにギシギシしていて、
「あまりにも早飲みしすぎた」
と反省したことがあります。
今回、さらにワインのポテンシャルが高いとするならば、その危険性があります。



そう懸念しながら、一口飲んでみました。

す、すると、、、


意外と、スルスルと飲めるぞ。
たしかに、重厚かつ肉厚な構造のワインだけれども、ただ単にタンニンが強いというものではない。タンニンが暴れていないばかりか、うまく溶け込んでいて、これを熟成とは言わないかもしれないが、どことなくシルキーな感じで、とても美味しい。。。。
そして、口の中でワインを転がす過程で、えも言われぬ心地よい豊かな味わいが無限に広がって行く。。。。。

古酒好きのMusignyBlancではあるが、この若いワインは感動モノであった。
こんなに美味しい2006があるとは。。。。


繊細さも感じさせるものの、やはり、力強さは本物である。

この後、翌日、飲んでみても、全く衰えることを知らないワインであった。
というか、さらにこなれて美味しさを増していた。。。。



いやー、新世界もすごいワインを造るなあ。。。。。
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by MusignyBlanc | 2010-09-28 00:12 | ワイン
今年の5月に、「サイエンスカフェ」などと銘打って、一般の方々に対して「脳の研究」について語る機会があったと、このブログにも書きました。


まあ、自分なりにある程度うまくやれたと思ったのですが、その際に、出席者の一人に、

「とある企業経営者の集まりがあって、そこで定期的にセミナーを行っているのだが、そこで講演をして欲しい」


と依頼されました。

その時は深く考えずに簡単に引き受けたのですが、いよいよ期日が迫ってくると

「一体、何について話せば良いのだろうか?」

と自問自答するようになってきました。

だって、「サイエンスカフェ」であれば、少なくとも科学に関心のある人が集まってくる訳ですよね。

だけれども、経営者の勉強会、ということだと、必ずしもそういう人達ばかりとは限らない。

しかも、僕が研究しているのは、脳神経系がどうできてくるのか、という学問であって、今流行の茂木健一郎などの脳の機能の研究、という訳ではない。

う〜ん、


ままよ、ある程度話す内容は準備して行くにしても、実際にはその場の雰囲気などを見ながら、臨機応変にやるしかないな、
と考えて出陣。。。。


会場は、東京駅丸の内口からすぐのところにあるビルの高層階。
どうやら、銀行系の会社が多く入っているビルらしい。
そのビルはセキュリティチェックがある程度あって普通は入れないのだが、何故か最上階にはちょっとしたレストラン(看板は掲げていないが)がある。

そのレストランで作られた料理が、みんなで集まった会場(おそらく2、30名)に運ばれてきて、まずは昼食会。ちょっとしたコース料理になっていて、とても美味しかった。
(残念ながら、ワインは出なかったが^^:。)

その場で、参加者全員から簡単な自己紹介をして頂く。

多種多様な業種の方々の集まりであることがわかった。

銀行で現役の偉いさんだったり、関連企業の監査役になっている方、大手出版社の経営者、ゴルフ専門雑誌の社長さん、全国の駅のバックライトパネルマップを作っている会社の社長さん、外国からの労働者の派遣業務を行っている経営者、その他モロモロ、普段はなかなか出会えないような、面白い方々でした。
残念ながら時間が限られていたので、個々の方々とは深いお話はできませんでしたが。。。

そこで、自分の研究の話はほどほどにして、「脳」についての一般的な話をしてきました。

意識や心とは何か。脳とどのようなつながりがあるのか。
脳については、どこまでわかっているのか。
ヒトの脳の進化について。
言語はいつ、どのようにして獲得されたのか。そしてそれは、脳の発達にどのような影響を与えたのか?

などなど、なるべくわかりやすいように、(そのせいで、正確さはある程度犠牲になったかもしれませんが)話したつもりです。


そしたら、意外と皆さん聴いて下さった。

眠そうに関心無さそうにしておられる方々は、意外と少なかった。。。。。


少しでも、面白いと思って頂けるといいんだけどなあ。。。。
反応はそんなに悪くは無いんだけれども。。。。

と、いう印象で、講演を終えることができました。
意外と楽しかったです。


その後は、折角都心に行ったのだからと、そこから品川のエノテカへ行き、何本かのワインをピックアップしました^^。。

後日、何名かの方から、お礼のメールやお手紙を頂きました。
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by MusignyBlanc | 2010-09-27 23:12 | 自己紹介

意味はあったのか?

今回、WEの試験を受けた訳ですが、残念ながら昨年に比べて、自分のテイスティング能力などが向上したとかそういうことは全くありません。逆に、テイスティングの練習をした過程で、自分の力不足を再認識させられたくらいです。

結果が不合格ならばただ単に自分の力量のなさを嘆くしかありませんが、もしも合格を頂いたとしても、それで自分が何か別のものに変わるわけでもありません。実際に、僕の周りに数多く存在する「スーパー」なワインの達人たちは、WEやWA、SOを取得していない人の方が多いです。


ならば、MusignyBlancがWEの試験を受けようとしてきたことの全てが無駄であったのか、というと必ずしもそうではありません。今回の受験を通して、やはり受けて良かったと思う事はいくつかありますので、列挙してみます。


1 もともと、MusignyBlancは転勤で移ってきたこともあって、新たなワインの友人を作りたいという目的で、ワインスクールへと通ったのが始まりでした。WEの試験を受けようなどということは、初めの時点では全く考えていませんでした。受験対策コースではなくて、初心者用のコースでしたから。
 そして、初心者用コースで沢山の良き友人達ができましたので、初期の目的は予想を超えて達成する事ができました。結果として、みんなでWEの受験をすることになりましたが、そこでまたある意味の「戦友感」が出て来たので、それはそれで楽しかったです。

2  今まで知らなかったマイナーな産地についても、関心を持つようになりました。一応、マイナー産地でも、教科書を読んだりはする訳で、全く飲んだ事がないワインであっても、一度は飲んでみたいという興味を抱くようになります。世界中のいろんなところでワインが作られていますから、たとえ高価な銘釀ワインではなくても、もしかすると美味しい逸品があるかもしれないし、あるいは料理やシチュエーションによってはそれに合わせるのに最適なワインが隠れているかもしれません。

3  今までは、どうしても、有名な造り手やパーカーポイントなどで評価の高いワインなどに気を取られていたのですが、必ずしもそういうことばかりに眼がいかなくなったような気がします。

4  料理との相性については、ほんの少しですが、以前よりは考えるようになったかもしれないです。

5  ワイン以外のお酒、たとえば、ベネディクティンDOMやシャルトリューズ、オードヴィードフリュイ、コアントロー、などは、今回の試験が無ければ、関心を持つ事もなかったでしょうし、飲む事もなかったでしょう。そういう、様々なお酒に対する関心を深めた、というのも、良かった点です。

6  特にテイスティングについて、自分の非力さを再認識することができました。

特に、上記の1番が最大の良い点でしたね。



でも、こう考えると、そのWEという資格(?)を得ることよりも、その過程にこそ意味があったと言えそうです。



なんて、偉そうに書いていても、合否はまだわからないんですけどね・汗。。。
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by MusignyBlanc | 2010-09-25 22:06 | ワイン

シャサーニュ・古酒特集

折角、更新を再開したので、以前のワイン会の情報も書いておきます。

少し前です。
9名で10本


1 Egly-Ouriet Grand Cru Brut 1999
2 Bollinger RD 1996

3 Chassagne Montrachet 1er Cru Les Remilly (Philippe Brenot) 2004
4 Chassagne Montrachet 1er Cru Les Chenevottes (Marc Morey) 1989
5 Chassagne Montrachet 1er Cru Les Vergers (Niellon) 1989
6 Chassagne Montrachet 1er Cru Les Caillerets (Remoissenet) 1987
7 Criots-Batard Montrachet (Louis Latour) 1989

8 ブラインド (記録がありません・汗)
9 Chassagne Montrachet (Antoine Ligeret) 1964 ちゃんと生きていました。
10 Beaune 1er Cru LesAvaux (Leon Violland) 1964 これも、しっかり生きていました^^
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by MusignyBlanc | 2010-09-24 01:33 | ワイン

コルトン特集

実は、WE二次試験の3日前に、こんなワイン会をやっていました。

コルトン特集です。

二次試験には安ワインしか出ないというのに、直前に、こんな良いワインを飲んだら、テイスティングの感覚が狂ってしまいそうなんですけどね。

美味しいワインを飲むチャンスを逃すことが、どうしてもできなかったんですよ。。。。意志薄弱です^^;。


1 Corton (Chandon de Brialles) 2002
2 Corton-Charlemagne (Marius Delarche) 1996
3 Corton-Charlemagne (Tollot-Beaut) 1989
4 Corton-Charlemagne (Louis Jadot) 1989


5 Corton Clos de la Vigne au Saint (Louis Latour) 1998
6 Corton Renardes (Marius Delarche) 1995
7 Corton Clos Rognet (Meo-Camuzet) 1990

特に、白の1989二本と、赤のカミュゼが感動モノでした。

5人で7本でしたので、ちと飲過ぎたかもしれません。

翌日から、付け焼き刃で易いワインを飲みまくったことは、言うまでもありません。
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by MusignyBlanc | 2010-09-23 19:41 | ワイン

WE二次 その2

さて、二次の当日です。

一応、その日の朝、家で白と赤の何種類か飲んで行きました。

白は、ミュスカデ、リースリング、ソーヴィニヨンブラン、タル無しシャルドネ(シャブリ)、タル有りシャルドネ(ブルゴーニュ)、ゲヴェルツトラミネールです。前にも同じワインを飲んだこともあり、これらは一応ブラインドで区別できました。

赤は、懸案のカベルネ・ソーヴィニヨンとシラー。。。。
どちらも、青臭いピーマンの香りとスパイシーな香りがするんだけれども、ピーマンがより強いとカベルネ、スパイシー香(あるいは、ちょっと変な感じの香り)がより強いとシラー、という漠然とした理解。。。。確かに、この日の朝は二つを比べたのでなんとか当てることができましたが、これが単独で出てきたら、やっぱり自信がないなあ。。。

ままよ、まあ後は野となれ山となれ、だ。。。。


ということで、二次の試験会場へ行きました。

ギリギリで到着したので、試験前には友人達に会うことはありませんでした。

まあ、その分、直前に少し復習をしておくか。。。。


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二次試験では、最初に口頭試問と称する筆記問題が15問出ます。
どうも、聞くところによると、これはこれでそれなりに重要らしい。


次にテイスティングですが、ワインが3つに、ワイン以外のお酒が1つ出されます。

ワイン以外というのは、例えば、コニャック、アルマニャック、マール、カルバドスなどのブランデー、スコッチ、バーボンなどのウイスキー、オードヴィードフリュイなどのリキュール、そして焼酎といった蒸留酒や、シェリー、マデイラ、VDN, VDLなどのフォーティファイドワイン、などなど、各種のお酒が出ます。

直前の10分間には、これらのワイン以外のお酒について、一覧表を見ていました。そしたら、その表の一番下に、「杏仁豆腐の香りがしたら、イタリアのアマレット」と書いてあった。

あ、そういえば、そんなのもあったな。去年、覚えたような気がする。。。。

などと、漠然と思っていました。

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とりあえず、まずは口頭試問15問。
基本的な多くて、去年に比べると少しは簡単な気がしました。
去年は、同じ日に行われたワイン・アドバイザリーに対する口頭試問に比べても明らかにWEへの問題が難しかったので、ソムリエ協会もかなり非難されたと聞きました。
そのせいで、今年は基本的な問題ばかりがでたのかもしれません。


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さて、その後は、テイスティングです。

グラス一つずつ、合計4つのグラスのお酒が配られてきます。

まずは、4番が配られました。ワイン以外のものですが、色は琥珀色。。。。。でも、ウイスキーなどに比べると、もっとオレンジというか橙色が強い。うーん、これはなんだろう。。。。でも、まだ試験開始の合図があるまでは、手を触れることはできません。


次に、3番の赤。。。。
明らかに、ピノノワール系の色の薄いモノとは違って、濃い系のワイン。うーん、ピノやガメならば間違いなく当てられると思っていたのだが、残念。

その次に、1、2番が持ってこられて、それらはどっちも白!。
今年は、白2、赤1か。。。。。
まあ、どっちかというと白の方がまだわかる気がするから、良かったな。

ということで、まずは、外観の特徴を選択してマークシートに記載しました。

1と2は、外観はほとんど区別がつかない。その時、初めて気がついたんだけれども、意外と会場の照明が明るくなかった。ま、それはそれとして、1と2は全く同じ回答で良かろうということで、当たり前の答えを埋めて行く。

ここで、(先日の直前講座でテクニックとして教わったのだが)、後ろの問題で出てくる相性料理の選択肢に注目。たしか、5つくらいの選択肢があったと思うのだが、それらの中で白ワインに合いそうなのはわずか二つ。

「牛肉のソーセージ」と「エビのてんぷら」である。

これって、「ドイツのリースリング」と「日本のシャルドネ」が正解ってこと??


そういう先入観で、とりあえず1の香りを嗅いでみる。


そもそも、この香りを採るというのが、苦手だ。
何回も、グラス口に鼻を近づけてみて、香りを採ろうとするのだけれども、ある時は色んな香りを嗅ぐことができるが、その一瞬後には、何も嗅ぎ取れなくなる、ということがいつものことだ。

これは、僕の嗅覚がすぐにマヒしやすくて、一旦香りを嗅いでしまうと同じ香りにはしばらくの間、鼻が反応しなくなってしまうのか、、、、、あるいは、グラスの中の香り成分がグラス上部まで満たされたり、そこからこぼれて香り成分が満たされなかったりする瞬間があるのか、それはわからない。。。

しかし、この1番の香りを採ろうと鼻を近づけたその一瞬、わずか0.3秒くらいだったと思うんだけれども、確かにリースリング特有の「石油香」を感じ取ることができた。その後、何回も嗅ぎ直すんだけれども、それを感じ取れたり取れなかったり、でも、これはファーストインプレッションを大切にしよう。味わいは、ほんのりと甘い。料理からも想像はされたが、これだけ甘いならば、アルザスではなくてドイツ、と考えて良かろう、といことで国もドイツを選択。ほんのりとした甘さから、ゲヴェルツトラミネールも考えないではなかったが、独特の石油香があること、相性料理にゲヴェルツに合う物がなかったから、これはすぐに却下。

結局、1番は品種、国を当てることはできた。そして、ヴィンテージは外れ。アルコール度数は、正否が不明。

さて、次は2番だ。
まずは香りを嗅いでみる。予想通りのシャルドネの香りがするかな?
と思ったら、さっきと逆に、こっちは全然香りが採れない。

思いっきり冷えているからでしょう。
そこで、手のひらで温めつつも、軽く口の中に含んで味わってみる。。。。。

すると、あのおなじみのある程度タルの効いたシャルドネだ。タルが控えめなので、新世界というよりも、日本なのか?
いやいや、僕の乏しいテイスティング能力では、味わいだけから国を当てることはできない。これは、相性料理から考えて、国を日本ということにしよう。。。。。


と思ったら、品種の選択肢の中に「甲州」があることに気がついた。

うーん、確かに甲州は日本を代表する白ワインの葡萄品種だ。。。
天ぷらでもおかしくはないよな。まあ、エビなどの甲殻類といえば、普通はシャルドネなんだけれども。

ただ、甲州はもう少し色合いが白っぽいということと、アジワイがこんなにふくよかではなかった気がする。。。。と考えながら、もう一口含む。
クチュクチュ。

やはり、これはシャルドネ以外ではあり得ない。。。。
ということで、2番は日本のシャルドネ。

結局2番は、品種と国は正解。ヴィンテージが不正解。
アルコール度数の正否は不明。




さて、次は3番。。。

これ、紫色、まあガーネットの範疇に入るとは思うんだけれども、でも、ものすごく熟成が進んだ色合いで、エッジがオレンジかかっている。


こんなに古そうなのが、そもそも安ワインしか出せない試験に出るのか???


こう考えてしまったのが敗因だ。


ま、とりあえず相性料理を見ると、赤ワインとして適当なのは

「猪の串焼き」と「サーロインステーキ」

しかない。

サーロインステーキと言えば、ニューワールドのカベルネ、シラー、メルロ当たりなんだろうけれども、出てきたワインの色合いは、明らかにオールドワールド。。。。ニューワールドのワインのような漆黒ではない。

では、猪の串焼きは??
教科書的には、「シベ・ド・マルカッサン(猪のシベ)」で、フランス南西地方のイルルギなどを覚えたのだが、まさかそんなマイナーな赤が出る訳がない。すると、「毛のジビエ」に合うという一般則から、ローヌのシラーなのか?。しかし、シラーに独特のスパイス香などはほとんど感じられない。そもそも、ローヌのこんなに熟成したワインなんて高くて出せないだろう。。。。

ボルドーも、これだけ熟成したものを出すのは値段的にあり得ない。。。。。

すると。。。。。。

こんな先入観に縛られたので、どんどん間違った方向へ行ってしまった。
もっと、先入観を持たずに虚心坦懐に考えるべきだったかなあ。。。。


これだけ熟成したものは、まず考えられるのが、ネッビオーロ。。。。つまり、バローロやバルバレスコなど。。。。ネッビオーロはかなり熟成させてから出荷されることも多いらしいですからね。

ただし、昨年のWE二次試験でサンジョヴェーゼが出されたので、二年連続イタリアってことはないのではないか?


すると、、、、とここで思いついたのがテンプラニーリョ。
この品種、ある程度有名であるにもかかわらず、今までソムリエ協会の試験で出たことが無かった。最後の大物と言われていて、毎年、「今年こそはでるかもしれない」と噂されているものだ。

そういえば、リオハの古いやつは、こんな色をしているものもあるな。。。。。

それに、スペインの相性料理の勉強はしていなかったけれども、もしかすると猪の串焼きなんてのが合う料理だったのかもしれない。。。。。


などと考えてしまい、ろくろく味わいもせずに、品種をテンプラニーリョ、国をスペインと答えてしまった。

正解は、ボルドー右岸のメルロ2002年。
それにしても、サーロインステーキがこれだけ熟成の進んだ右岸の相性料理だとは、、、、これはかなり難しい問題だったな。

つまり、品種、国、ヴィンテージ、全て不正解。アルコール度数の正否は不明。


でも、良く考えてみたら、右岸のメルロは比較的得意なワインだった。
右岸のワインは、もっともっと、数十年も熟成すると透明感が増してきて、僕の好きなブルゴーニュの古酒みたいになってくる。だから、ボルドーの中でも例外的に、右岸はある程度飲んできたんだよね。

だから「もしかしたら右岸かも」と思って飲んでいたら、思い至ったかもしれない。ああ、いつものあの感覚だ、みたいな感じでね。

しかしながら、相性料理、熟成度合い、値段、その他モロモロの状況証拠から味わう前から右岸を可能性から除去していたので、やはり無理だっただろうなあ。。。。

白は、先入観が幸いしたけど、赤は先入観が邪魔をしたって訳。


さて、最後の4番だ。


この4番は、一般的にアルコール度数が高いから、3番までをテイスティングする前に飲んではいけない、と言われている。鼻や舌がマヒしちゃうからね。


それで、随分と気にはなっていたんだけれども、ガマンして飲まないでいた。

色は琥珀色だけども、やや赤みかかっている。

少なくともウイスキーじゃないな。ブランデーのいくつかは、こういう色のもあるけど。。。。

と思いながら、鼻を近づけてみると


「杏仁豆腐の香りだ!」


とすぐにわかったので、

答えは、アマレット。国はイタリア、品種は杏。


これ、ちゃんと勉強してきた人には簡単な問題だっただろうなあ。
僕は、直前に見返したおかげでできたけども(汗)。


ちなみに、口頭試問は例年よりも基本的な問題が多かった気がする。基本のみを見返していった僕にとってはラッキーでした。

ワイン学校のサイトに出ていた解答を見ると、13問または14問正解(多分、14問かな)。


ただ、テイスティングの最後の最後に気がついたんだけれども、各種ワインの香りや外観、味わいなどのコメントの記入が制限数を超えていたことに気がついた。直前で直したつもりなんだけれども、もしも一つでも超過していたら0点になってしまうから、それがちょっと不安です。




ま、とりあえず終わって、今はつかの間の開放感に浸っています。

(そんなに威張れるほど努力した訳ではないんだけれども。。。。)
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by MusignyBlanc | 2010-09-22 01:17 | ワイン

WE二次試験

昨日、ワインエキスパートの二次試験がありました。

昨年二次で失敗した時には、「落ちる訳ないだろう」と自信満々だったのですが、自爆しました(苦笑)。今年は、去年に比べると対照的に自信がないままでの受験でした。

まず、今年は一次試験が免除だったこともあり、この一年間、全く何の勉強もしていませんでしたので、口頭試問での得点が望めないということがありました。二次試験は、テイスティングの他に、15問の筆記試験(口頭試問)があります。この配点は良くわかりませんが、でもこれがある程度できないとなかなか合格できない。試しに、過去の問題を解いてみると、4、5問しかできない。。。



「想像以上に忘れているなあ。。。。」

と気がついたのが、二次試験の10日前。
範囲はあまりにも膨大なので、全部勉強し直すのは無理っぽい。
それよりも、テイスティングの練習などをした方がいいのではないか?。
しかし、テイスティングの練習をすると酔っぱらってしまうので、その後勉強ができなくなりそう。。。。

う〜ん。

と矛盾を抱えつつも、どんどん日は迫って来ます。

そしたら、友人が口頭試問の過去問のpdfを何年か分、送ってくれました。

それをいくつか解いてみると、出題されやすい分野があることに気がつきました。酒類概論です。

そこで、「とりあえず、酒類概論だけは復習しておくか」と気を取り直して、去年のノートを見ながらその部分を復習していきました。すると、かつて覚えていた内容なので、意外と再び覚え直すのに時間がかからないことが判明。。。
そこで、他の分野もいくつか覚え直す、って作業を行っていきました。ただし時間が限られているので、マニアックな知識は全て無視して、本当に基本的な事項だけに絞るように心がけました。

うーん、これで、15問のうちの半分くらいとれるといいなあ。。。。


次は、テイスティングです。

これがまた、全く自信がないんですよね。。。。。恥ずかしながら。。。。
昨年は、ソーヴィニヨンブランの香りを嗅ぎ分けることができずに自滅しましたが、今年になってもその実力は全く変わりありません。。。。
それに、カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーの区別も、かなり心もとない。。。。

そしたら、やはり「持つべきモノは友人」で、ワイン仲間がとあるワインスクールの評判の良い「直前講習」の情報を下さいました。そこで、まさに二次試験の前日にその講習を受けました。
これ、テイスティングをいかに当てるかそのテクニックを教えて頂いて、とても参考になりました。


受験の10日前には

「まあ、今年は一次の勉強もしていないし完全な努力不足だから、まあ別に受からなくてもいいや。来年を本番と考えて気軽に受けよう」

などと考えていたのですが、友人からのアドバイスで直前講習を受けたり、少し口頭試問用の勉強をしているうちに、だんだんと

「折角だから、今年受かりたいな」

と欲が出てきてしまいました。う〜ん、欲が出ると良くないんですけどね。。。。。

まあ、そんなこんなで、昨日受験したって訳です。。。。。


その模様については・・・・、また近日中に報告致します。
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by MusignyBlanc | 2010-09-21 19:53 | ワイン

最近の報道

最近のマスコミの偏向した報道には眼に余るものがある気がします。


民主党の代表選挙での、さりげなく片方へ肩入れした報道の仕方。
政治にはあまり詳しくない一般の市民が聞いたら、どう考えても一方だけを悪人だと思ってしまいます。その報道が、日本の行方に影響を与えるのですから、恐ろしいものです。

また、最近の厚生労働省の官僚の村木さんの裁判。
思いっきり検察を叩いていますが、昨年、村木さんのことを完全に頭から「犯人」と決めつけたような報道をしていたのは、まさに大マスコミです。

検察からリークされた情報を、きちんと検証することもなく、そのまま垂れ流したのはマスコミです。
それが、今では掌を返すように検察を批判している。

検察の劣化は言うまでもありませんが、せめて去年の自分たちの振る舞いについて、自己批判や反省をする報道があっても良いのではないかと思うのですが。。。。。

ここにも、「記者クラブ制度」の弊害が見て取れますね。

この制度を早く無くさないと、日本はどんどん悪い方向へと流れて行くと思います。



(数年前に、文部科学省の記者クラブに対してプレスリリースで話をした時の経験で言うと、それぞれの記者の人たちは、別に悪い人たちではないんでしょうけれどもね。)
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by MusignyBlanc | 2010-09-20 19:13 | 時事問題