MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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出張つづき

ここのところ、毎週のように週末に出張が入ることが多くて、それなりに慌ただしくしています。

昨日から中部地方のとあるシンポジウムへと出張に行っていました。
私の研究とはあまり関係がない分野ですが、義理で行かなくてはならない類いのものでした。
ところが、いろいろ異分野の話を聞いているうちに、意外なことに自分の研究についてのヒントを沢山もらえたような気がしました。一泊二日、時間をつぶしてしまったけれども、でもそれなりに意味はあったかも。。。

そういう訳で、さきほど自分のオフィスへと戻ってきました。デスクワークが沢山溜まっていました。週明けに、4つ5つの重要な会議があるので、そのための資料の作成にこれからとりかからなくてはなりません。フー。。。

まあ、いくら慌ただしくなっても、いや慌ただしくなればなるほど、「もう少し頑張れば、またワインが飲める」という気持ちになるので、全然、大変だとは思わないんですよね。

さて、今度はどのワインを持って行こうかな^^。。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-31 19:22 | 研究
授業に続く自主勉強会ですが、今回は、参加人数は9名でした。

二、三週間前にも訪れた、フレンチレストランです。
ここは、Ow氏の顔のおかげか、持ち込み料がかからないばかりか、料理も美味しいのに格安で、本当に理想郷のようなお店です。
我々にとって、ホームグラウンドになりそうです。

以下の6本を持ち込ませて頂きました。f


1 Delamotte Brut NV
まずはシャンパンで乾杯。前菜に合う万能選手です。


2 Chateau Doissy-Vedrines (Sauternes) 2004
前菜の一部にフォアグラが出たので、このソーテルヌの貴腐ワインを合わせてみました。少しずつ注いで、まずこのフォアグラで半分くらい飲んで、また最後のロックフォールチーズにもこのワインを合わせました。
我々のわがままな注文にも快く応えて下さった、お店の方に感謝です。
このソーテルヌも美味しかったですね。


3 Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Caillerets (Jean-Marc Morey) 2005
ジャン・マルク・モレのシャサーニュ・カイユレです。最初は冷やしすぎてしまいましたが、後から匂い立ってきました。でも、いつものシャサーニュとはちょっとニュアンスが違って、どちらかと言えばピュリニーっぽい(あまり丸くない)感じでした。魅力的なワインでした。


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この日のメインは鴨料理。赤のピノ・ノワール、そしてボルドー左岸を合わせることになりました。


4 Klingerberger Schlossberg Spaetburgunder Spaetlese Franken (Weingut Der Stadt Klingenberg) 2003
この自主勉強会に先立つ授業で習ったのですが、このシュペートブルグンダーというぶどう品種は、ドイツ語でピノ・ノワールのことです。このワイン、2003年ですがすでに熟成した味わいがあって、またピノの柔らかい香りも際立っていて、魅力的でした。次のフランスのピノと比べられて、楽しかったです。
(ドイツ語はあまり詳しくないのですが、aウムラウトはae, エスツェットはssと表記しました。)

5 Morey-Saint-Denis 1er Cru Monts Luisants (Faiveley) 1992
1992年とハズレ年なので、大丈夫かなあと心配していたのですが、大丈夫でした。
モレ・サン・ドニのモン・リュイザンと言えば、PonsotポンソやDujacデュジャックの造る白ワインが有名ですし、私も好きで今までいくつかのヴィンテージを飲んでいましたが、赤は今回が初めてです。

最初は、意外と固くて香りがあまり立ってこなかったのですが、時間の経過とともにブルゴーニュの古酒らしいなめし皮やケモノ香漂う、素晴らしい香りが立ちこめてきました。このワイン、ブルゴーニュの古酒としてはかなり格安で私が手に入れたのですが、コストパフォーマンスが本当に良いと思いました。

フェヴレイもなかなかやるな、という印象です。昨年の暮れに飲んだEchezeauxエシェゾーも美味しかったですし。

6 Chateau Haut-Bages Averous (Pauillac) 2004
これは、ボルドーのスーパー・セカンドChateau Lynch-Bagesランシュ・バージュのセカンドワインだそうです。(セカンド、セカンドと、ややこしくてすみません。)

それなら美味しいはずだ、ということで飲んでみたら、実際にかなり良かった。カベルネ・ソーヴィニヨン主体なんだろうとは思うけれども、2004年と若いのに、タンニンギシギシではなくて、意外とこなれていて飲みやすい。それなりのアタックは感じるものの、まろやかであった。

最後に、ロックフォールと2番の貴腐ワインを合わせて、お開きになりました。



9人で6本と、先週に比べてかなり控えめな飲み方でした。
おかげで、翌日はアルコールが身体に残ることなく、快調でした。いつもこうだといいのですが、でもついつい飲み過ぎちゃうことが多いんですよね。。
まあ、どっちも楽しいのではありますが。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-30 00:34 | ワイン
先週のワインクラスの内容はドイツワインでした。
近年、ドイツワインの評価はうなぎ上りで、重要さで言えばフランスの次、イタリアよりも上かもしれない、とのことでした。

ぶどう品種としても、シャルドネよりもリースリングの方が優れている(テロワールを反映しやすい)という専門家が増えているとのこと。ブルゴーニュばっかり飲んできたMusingyBlnacにとっては、とても興味深い講義でした。


まずは、ドイツの地形、ぶどうの栽培面積やワインの生産量、そしてドイツワインの特徴などに関する総論的な説明があり、次にいくつかの産地について概説がありました。そして、代表的なぶどう品種、ドイツのワイン法、という具合に、少しずつ専門的な解説を受けました。

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さて、後半はテイスティングです。

この日も全部で6種類、ブラインドでした。
1と3、4と5を対照させるように、という指示のもとに、以下のワインをテイスティング。

1 Liebfraumilch Madonna Q.b.A. (P. J. Valckenberg) 2007, 1440円
誰もが知っている「マドンナ」です。
ラインヘッセンRheinhessen地方。
品種は、Muller-Thurgau, Kerner, Silvaner

2 Randersacker Sonnenstuhl Silvaner Kabinett Trocken (Weingut Stoerrlein) 2006, 2200円
フランケンFranken地方のワインで、品種はSilvaner

3 Steinberger Riesling Kabinet (Kloster Eberbach) 2006, 3650円
ラインガウRheingau地方で、品種はRiesling。

ドイツでは、安い普及ワイン(Muller-Thurgauミュラー・トゥルガウ)と高価な高級ワイン(Rieslingリースリング)とがうまく棲み分けているということで、1が前者、3が後者の代表として出されました。

4 Wehlener Sonnenuhr Riesling Kabinet (Joh. Jos. Prum) 2007, 4750円
Moselモーゼル地方のワイン。このJ.J. プリュムは、とっても有名な優れた造り手らしく、言ってみればドイツのDRCみたいなものらしいです。恥ずかしながら、MusignyBlancは全く知りませんでしたが。

それにしても、ドイツワインはその表記が長ったらしくて、面倒です。
長ったらしいのが、ドイツワインが敬遠される一つの理由となっているとのこと。でも、Y先生によると、実はそれはとても親切な表記なのだとか。

どのように親切なのかと言うと・・・
Wehlenerヴェーレナーというのが村名
Sonnenuhrゾンネンウァーが畑名
Rieslingリースリングが品種
Kabinetカビネットが等級
を表しているとのことで、フランスなどよりもわかりやすいとも言えるようです。さすが、真面目な国民性を反映していますね。

5 Wehlener Sonnenuhr Riesling Auslese (Joh. Jos. Prum) 2007, 7400円
これは、4のワインの高級版です。同じヴィンテージ、畑、造り手によるワインですが、4がカビネットなのに対して、5がアウスレーゼです。

この日学んだのですが、ドイツワインは、フランス同様に大まかに4つのランクがあります。その一番上のランクがPraedikatswein(プレディカーツヴァイン)で、これは2,3年前までは、Q.m.P.と呼ばれていたランクです。

このQ.m.P.もさらに果汁糖度によって6つの等級に細分化されています。どうやって糖度を測定するのか、に関しては、実際にその簡易測定器を用いた方法を見せていただきました。原理は良くわかりませんが、まず測定面に果汁をのせて、その万華鏡のような筒を覗くと、奥のメモリを読み取ることによって、その糖度が測定できるのです。興味があるので、今度、原理について調べてみます。

果汁糖度が高いからといって、必ずしも甘口ワインになるとは限りませんが(十分に発酵させれば、糖がアルコールへと変わってしまうので)、果汁糖度が高ければ高いほど、高級な等級へとランク付けされます。この5のアウスレーゼは4のカビネットよりも等級が二つも上なのです。、「

同じ畑から4と5のように二つの等級のワインを得るために、収穫時期をずらせているそうです。まず4を早めに収穫した後に、時期をおいてからまた5を収穫する。5の方が高級になるものの、それだけ風雨にさらされたりしてぶどうがダメになってしまうリスクも増えるとのこと。そういうリスクを乗り越えて造られたワインが5のアウスレーゼなのだとか。

この「ドイツのDRC」の造るアウスレーゼ、Y先生によると
「感動的。今までこのクラスで飲んできたワインの中で3本の指に入る。7000円そこそこでこの味は、とても安い。」
とのこと。

確かに、MusignyBlancにも、気品とか格とかは感じられましたが、
「感動的」
と思うほどには、このワインの価値がわかりませんでした。

今まで、ブルゴーニュのシャルドネばっかり飲んできましたから、どうやらドイツワインを味わう能力がまだない、ということのようです。
白ワインの最高のぶどう品種であるリースリングを味わうためには、まだまだ修行が必用なようです。

6 Bechtheimer Rosengarten Gewurztraminer Eiswein (G & M Machmer) 2003, 4300円(ハーフサイズ)
これは、Rheinhessenラインヘッセン地方のアイスワインです。
とても美味しかったです。MusingyBlancとしては、5よりもこっちに感動したような。。。。まあ、これはデザートワインなので、単純に比べることはできないんですけどね。

アイスワインでは、リースリングの方が高級で美味しいらしいのですが、あまりにも値段が高いので、このゲヴェルツトラミネールを出したそうです。これでも十分美味しかったので、リースリングだったら、どれだけ素晴らしいんだろう?。

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今日のクラスは、相当に内容が濃かったです。
Y先生がこよなく愛するのは、ドイツワインとアルザスワインだそうですから、いつもよりも力が入っておられたのかもしれません。


さて、この後は、いつものように、持ち寄り自主勉強会へと突入致しました。
その模様は、次回報告します。



注: ドイツ語のスペルにウムラウトをつけるのはこのウエッブ上ではやり方がわからないので、
aウムラウトはae
oウムラウトはoe
と表記しました。
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by MusignyBlanc | 2009-01-29 16:06 | ワイン
前のカキコからの続きです。。。

@@@@@

MusignyBlancが少し遅れてお店の外に出ると、Ow氏とY先生がなにやらお話していました。

何かな?
と思ったら、近所になかなか良いオーストラリアワインのバーがあるという情報をOw氏がY先生からゲットしていたのです。

もう終電ギリギリだったのですが、でもオーストラリアワインのバーと聞くと興味が出てしまいました。
結局、生徒の有志5名でそこに行くことに・・・・・

そこでは、それぞれが別々にグラス売りのワインを注文しました。
私が飲んだのは以下のとおり。。
すべて、オーストラリアワインです。14, 16が赤で、15が泡。

14 Pinot Noir (Dreamtime Pass) 2008
15 Windy Peak Pinot Noir Chardonnay Sparkling (De Bortoli) NV
16 820 Above Shiraz (Shirromet) 2006

どうせもう終電がないや、という妙な安心感というか、諦念からか、まったりとゆっくりといろんな会話が交わされました。運良く奥の掘りごたつの個室だたので、アットホームな雰囲気。知らず知らずのうちに時間が経過してしまい、気がつくとかなり夜が更けていました。

一次会からかなりのワインを飲んでいたので、もう味のことは良く覚えていません^^;。でも、ニューワールドのフレッシュさを感じたような気が。。。。。

そして、翌週もまた自主勉強会をやろう、というような申し合わせが、その場でなされたような。。。

私も相当な呑ん兵衛ではあるのですが、皆さん私と変わらないくらいお酒が好きなので、私も気兼ねなく飲める。
良い環境に囲まれているなあ、、、と変な満足感を感じたのを覚えています^^;。


家に帰ったら、速攻でベッドに潜り込みました。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-26 16:53 | ワイン

クラス会@イタリアン

さて、今日は通常の授業の後に公式のクラス会があったので、近くのイタリアレストランに移動しました。参加者は、記憶があいまいですが、たしか14名。かなりの盛況でした。

持ち寄りワインは以下の通りでした。


1 Moet et Chandon Brut Imperial NV

2 Cremant de Bourgogne Cuvee Jeanne Thomas Brut (Louis Picamelot) NV


3 Vouvray Le Haut-Lieu Sec (Domaine Huet) 2006
ロワールのワインで、品種はシュナンブラン。
Y先生によると、この造り手は、ビオの造り手として、超有名らしいです。確かに、ビオ臭を全く感じることもなく、とても上品な味わいでした。

4 Poero Arneis Casa Vinicola (Bruno Giacosa) 2006
イタリアの白です。この造り手は、ピエモンテ州バルバレスコの大変有名な造り手だそうです。

5 Ca’Brione (Niuo Negri) 2006
イタリアのロンバルディア地方の白。


6 Dolcetto D’Alba (Bruno Giacosa) 2007
上記4と同じ造り手のイタリアの赤です。この造り手は、どちらかというと、赤ワインで有名とのこと。

7 Lacrima di Morro d’Alba (Stefano Mancinelli) 2006
これもイタリアの赤。

8 Pinot Noir (Kendall Jackson) 2005
カリフォルニアの大手の造り手。以前、白を授業で飲んだ。徹底的なマーケティングによって、ワインの造り方を決めているということだったと記憶している。たしかに、ソツの無い味わい。

9 Vosne-Romanee (Francois Lamarche) 2006
ラマルシュのヴォーヌ・ロマネが飲めるとは。。。。ホームグランドに帰ってきたような気分になりました。美味しかったです。

10 Radonovich Cabernet Sauvignon (Mariposa Wine Co.) 2005
Air Force One(アメリカ大統領専用機)の中で飲まれているワインだそうです。

11 Rosso di Montalcino (Cerbaiona) 2005
イタリア、トスカーナの赤。

12 Tignanello (Antinori) 2004
13 Tignanello (Antinori) 1980
申し合わせた訳でもなく偶然だったのですが、スーパータスカンのティニャネロが二本並びました。垂直飲みです。これはとても面白かった。私は、イタリアワインはあまり飲んだことがないのですが、なぜかこのティニャネロだけは今までいろいろ飲んだことがありました。とても好きなワインです。
1980は、29歳というワインの年齢相応の、ブランデーぽい香りが少ししましたが、おおむね健全な状態でした。




さて、そろそろ終電の時間になってきたので、ここでお開きです。
お店の外に出ると・・・・
ん?、         何人かが集まって話をしています。。。。


実は、まだまだ夜は続くのでした・・・・
続きは、次回に。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-25 11:07 | ワイン

フランスワイン特集

先週のワインクラスの話。

この日は、フランスワインについて学びました。
フランスにはワインとブランデーの産地が全部で13あるのですが、この日は、そのうちの重要な6地域について学習。
また、フランスのワイン法についても、簡単な解説を受けました。

後半のテイスティングでは、以下の6本を一気に飲み比べです。
フランスワインが白3、赤3ですが、それぞれの特徴の違いなどを知るのが目的です。

なお最後に、Y先生の解説がありました。


1 Musicadet Sevre et Maine (Domaine de la Louvetrie) 2007, 1700円
 ロワールのワインで、ミュスカデ100%。

2 Alsace Gewurztraminer (Dopff au Moulin) 2006, 2840円
 我々の間では、このブドウ品種ゲヴュルツトラミネールが流行になっていて、多くの同級生が、「あ、これわかる」と眼で合図を送っていました。
MusignyBlancもわかったかって?。
ヒミツです^^;。まあ、情けなかったとだけ、述べておきましょう。。。

3 Condrieu (Guigal) 2006, 7200円
かなり高級な味わいを感じたんですが、造り手は名手ギガルだったんですね。ならば、値段も味も納得か。。品種はViognier (ヴィオニエ) 100%。


4 Chinon Les Granges (Bernard Baudry) 2007, 2500円
ロワールのワインで品種はCabernet Franc 100%です。セパージュはもちろん当てられなかったのですが、でもこれで少しカベルネ・フランの特徴を捉えられたような気が。。。。

5 Chateauneuf-du-Pape (Domaine les Clefs d’Or, Jean Deydier)) 2005, 5400円
品種は、Grenache 65%, Mourvedre 15%, Syrah 10%, Cinsaut, Counoise, Vaccarese, Muscardin !0%と多品種が混合されています。南を感じさせる味わい。

6 Hermitage (Bernard Faurie) 2004, 10000円
Syrah 100%。この品種は、以前、パーマ液の香りという覚え方をしたのだが、今回は多少そんな香りはしたが、以前ほどではなかった。でも、ワイン自体はかなりの高級感があった。値段を聞いて納得。

さて、授業が終わったら、これからクラス会に突入。
この時点では、長い夜になるとは予想していませんでしたが。。。。。

それについては、また次回ということで。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-24 23:55 | ワイン

ドラマ版 神の雫

神の雫がドラマ化されたので、楽しみにしていました。
第二話まで見たのですが、う〜ん、正直がっかりですね。
物語が単純化されていて面白くなくなっている、というのもありますが、それよりも、このドラマから、「ワインに対する愛」のようなものが、イマイチ感じられないんですよ。

ストーリーがつまらないのはまだ許せるんですがね。
別のところで、どうにもストレスがかかります。

使徒の数が12から6へと減らされていたのは、短期間に終了しなくてはならないドラマの必要悪か。まあ、これはご愛嬌。。。
キリスト教徒から見たら、12使徒が6に減らされているのは冒涜だ、などと思うかもしれないけれども。。。。

私も、いちいち原作を読み返してチェックしているわけではないので、誤りも多いかもしれませんが、でもおかしいなあと思った点を列挙すると。。。。



まず、変なところ、その1。
グラスの形。

このドラマでは、ブルゴーニュもボルドーも、全部同じグラスで飲まれている。
あんなグラスでは、ブルゴーニュの香りは楽しめない。あのグラスは、上の部分が狭まっていないから、肝心の香りが逃げてしまうと思うんですよね。もったいない。撮影の都合で、一種類にした、なんてのは、まったくもってワインに対する冒涜だと思うけどなあ。。。

例えば、第一の使徒は
Chambolle Musigny Les Amoureuses 2001
ですけれども、こんな素晴らしいワインを、ブルゴーニュグラスでない適当なグラス(このドラマでは、ボルドー赤も、ブルゴーニュ赤も、白も同じ中途半端なグラスで飲んでいました)で味わっていました。それでは、そのワインのポテンシャルを引き出してあげられない訳ですから、ワインに対して失礼だと思うんですよ。

もちろん、町の場末のレストランとか、素人の自宅の場面とかであれば、そういうことは十分あって良いのですが、一流のレストランやワインのプロの家(神咲豊多香の自宅)の場面とかでは、そういうことはあり得ないはずです。

少しでもワインに対する愛情のある人が作っていたら、ああいう状況があまりにも不自然であることはわかるはずなんだけれどもなあ。。。

シャトー・ムートンを飲む場面でも、あの変なグラスが使われていましたね。もったいない。。。。

実際に、原作の漫画の中では、ボルドーにはボルドーグラスが、ブルゴーニュにはブルゴーニュグラスが、きちんと使われています。作者の、ワインに対する愛が伝わってきます。

このドラマは、ワインが主題であるはずなので、ワインのプロの監修を受けているんだろうとは思いますが、それにしてもあまりに杜撰。見ていてストレスが溜まりました。

(もちろん、味を楽しむという目的ではなくて、正確に同じ条件でテイスティングする、という目的であれば、INAOのテイスティンググラスでも、ストーリー的にはOKではあります。確かに、実際に、このグラスが出てくる場面は何回かあったような。。。。)



つぎに、その2。
ロベール師匠のところに、ヴィンテージについて学びにいった場面。。。
第一の使徒の畑が、Les Amoureuses(レザムルーズ)であることはわかったが、そのヴィンテージがわからないという状況でした。

ここでロベール師匠が提供したのが、Chateau Talbot (シャトー・タルボ)!。
ブルゴーニュワインのヴィンテージを学ぶのに、なんでブルゴーニュでなくて、ボルドーを使うのか。なんで、シャトー・タルボなのか?

タルボをいくら並べて飲んでも、どうして使徒のヴィンテージが2001年なのか、わかるわけがない。

あの時点で、使徒のアペラシオン(畑)がレザムルーズであることがわかっていたのならば、少なくともブルゴーニュの赤のいくつかのヴィンテージを垂直に飲まなくては、話の整合性がつかない。

原作では、そこはちゃんと考えてあって、ロベール師匠が飲ませてくれたのは、ブルゴーニュの赤ワインであるBonnes Maresボンヌ・マールだった。造り手は、ロベール・グロフィエRobert Groffierで、1999と2001が提供されていた。。。この飲み比べて、神咲雫は、使徒のヴィンテージが2001であろうと気がついた、というわけです。

あと、不思議だったのが、遠峰一青が使徒として持ってきたワインのヴィンテージが原作と同じ1999年ではなくて、2002年であったということ。確かに、2002年も良年なのでストーリー的には問題ないのかもしれないが、ヴィンテージの特徴からすると、ストーリーにより合うのは1999年であるような気がするのだが。。。まあ、これはそんなに大きな問題ではない。


その3。
神咲豊多香の第一の使徒に関する記述と、ほぼ同じ光景を描いた絵画で暗示されたワインを探す場面について。サオリという女性のためにそのワインを探し当てた。それが、レザムルーズだったわけですが。。。

ドラマでは、そのワインの造り手はロベール・グロフィエRobert Groffierだった。ピンボケだったので、ヴィンテージは不明。

この場面を見ていた時に、私は
「原作では、ジョルジュ・ルーミエが使徒なのに、ドラマではグロフィエになっているのか」
と不思議に思ったものです。でも、
「実際には、ルーミエが手に入りにくいから、撮影のために、ドラマではグロフィエにしたのか?。グロフィエも素晴らしい造り手だから、ストーリーとしては、まあなんとか通用するかな。ただし、グロフィエの方が無骨なイメージがあるけれども。」
などと、少し納得もしました。

でも。。。。

遠峰一青との対決の場面で、二人が持ってきたワイン、そして第一の使徒の当たりのワインはいずれも、ジョルジュ・ルーミエのレザムルーズでした。

なんで????

遠峰一青ならまだしも、ワインの知識が全くない神咲雫が、何の経験も無くていきなりルーミエを当てるなんてことができるわけがない。そもそも、そんな造り手がいるということも知らないはずです。サオリのところで飲んだワインがグロフィエならば、使徒として持っていったワインもグロフィエであるはずでしょう。ルーミエに変えるのなら、それ相応の理由が必用であるはずですが、ドラマでは何にも描かれていない。

原作では、有名なワインコレクターでもある音楽家が、たまたま神咲雫がソムリエの手伝いをしていたレストランで、偶然にもルーミエのレザムルーズを開けてくれたので、神咲雫が使徒のヒントを得たということになっているので、ストーリー上では無理がないようになっています。


その4
原作とドラマでは、微妙に扱われているワインのヴィンテージが違う。
遠山一青が持ってきた2001 レザムルーズについては、上述しました。

ドラマの第一話で、Chateau Mouton (シャトー・ムートン)を飲んで、それをブラインドで当てる、という場面があるが、原作ではそれは1982年であるのに対して、ドラマでは1990年になっている。

でも、これは仕方ないのかもしれない。
もしも神咲雫が1982年の時点で4、5歳だとするならば、すでに2009年のドラマの時点では30歳を超えてしまっているからだ。本当ならば、1982という超ビッグヴィンテージの方がインパクトの強いストーリーになるのだが、1990年もかなりの良年なので、まあストーリー的に必ずしも無理という訳ではない。


まあ、こんな感じで、見ているだけでストレスが溜まったのですが、でも、来週も再来週も見てしまうと思います^^;
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by MusignyBlanc | 2009-01-22 01:06 | ワイン
さて、昨日予告しましたように、先日のワイン学校についてのリポートです。

この日のテーマは、マリアージュ。
フランス語で結婚という意味ですが、もちろん「料理とワインとの相性」のことです。

まず、料理とワインの相性は基本的には好みの問題である、ということを前提として教わりました。
しかしながら、原則、伝統を知ることによって、ワインというものを楽しむことができるのも事実であるようです。
(今まで、MusignyBlancは気にしているようでいて、あまり気を使ってこなかった分野でもあります。)

そこで、4つの基本を伝授されます。

1 料理とワインの重さを合わせる
2 定番の組み合わせを暗記する
3 合わない(賭される)組み合わせも覚えておく
4 万能選手も知っておく(どんな料理にも合うワインがある。例、シャンパンなど。)

これらの基本を、それぞれの項目に関して丁寧に説明を受けた後に、Y先生は満を持して語り始めました。

「まず、教科書的なアドバイスとしては・・・」

すこし間をおいてから

「複雑な料理には複雑なワインを合わせるように、と言われています」

とのことでした。

しかし、以下のY先生の説明はより力がこもっていました。
------------------------
(以下、Y先生のお言葉)

先ほど述べた、教科書的なアドバイスというのは、ソムリエさんとかシェフのように、料理やワインをサーブする側の意見を反映しています。

しかしながら、私は飲み手の側の意見として、二つアドバイスをさせていただきます・・・・

まず、一つ目のアドバイスですが、

「その日の主役はどちらか」ということを考えます。

もしも料理が主役の時には、
        複雑な料理 に そこそこのワイン
            を合わせます。

もしもワインが主役の時には
        極上ワイン に そこそこの料理
            を合わせます。

ロバート・パーカーはこのように述べています。
『偉大なワインはそれだけで完結しているので、単独で(あるいはそこそこの料理と合わせて)飲むのが良い』

すなわち、シンプルな料理の方が、ワインの歓びに集中できるのです。
私はいつも、このように考えてワインを飲んでいます。

次に二つ目のアドバイスです。
ワインを飲むシチュエーションについてです。

極上ワインは、リラックスできる場で,集中して飲もう。。
   何か他のことに気を取られている時に飲むのはもったいない。
   自宅で、温度を調節して、良いグラスで飲むのも良いです。

グラスに気を使い、価値のわかる人と飲もう。

——————————
以上がY先生のアドバイスでした。

いや、本当に感銘を受けました。

私は、ワインのことをそんなに知っているわけではありませんが、ワインを飲むのは本当に大好きです。
でも、極上ワインを飲んだ時には、そればっかりで頭が一杯になってしまい、正直言って料理のことはあまり覚えていないことが多いです。

やはり、マリアージュを考えたり、あるいは一生懸命料理を作って下さっているシェフのことを考えると、とっても申し訳ないのですが、でもどうしても二兎は追えないのです。私の実力では。。。。

なので、前の町にいた時も、ワイン仲間と一緒に持ち寄りワイン会を行なう時のお気に入りの店は、気楽で廉価なお店でした。料理はシンプルで気取らないけれども、でも美味しいものを出して下さる。マスターも、ワイン好きで、一緒になってワインを楽しんで下さる。。。

知らず知らずのうちに、そういうお店を選択するようになっていました。
(そういう意味では、この日の授業の後で行った自主的勉強会の会場は、理想的だったかもしれません。そのお店の、「もてなそうという心」もひしひしと伝わってきましたし。)


もう一つ、「価値のわかる人と飲もう」というのも、本当にその通りだと思います。

私は、ブルゴーニュの古酒をこよなく愛していますから、これまでに5、6年かけて、いろいろ買いためてきました。購入したそれぞれのワインには、買った時のストーリーもあったりして、思い入れがあります。

折角、苦労して、いろんな想いを込めて手に入れたワインですから、本当に心から喜んでくださる仲間と一緒に飲みたい。。。。そこには、変なウンチクとか知識はいりません。ワインが好きで、味わってもらえればいいのです。

ただ、「アルコールなら何でも良い、酔っぱらえれば何でも良い」という人に、そのようなワインを提供した時には、ちょっと残念というか失敗した気持ちになってしまいます。もちろん、場違いに提供した私が悪いのですが、そんな経験が少なからずありますから。。。。

そういう意味でも、このワインスクールのクラスメイトとのワイン会は、とても楽しいのです。みんな、ワインが大好きですからね。鋭い意見を聞かせて頂いて、いつもいつも、刺激になりますし、とっても勉強になります。

^^^^^^^^^^^^^

いや、話の筋がどんどんずれてきてしまったような。。。

要するにですね、何が言いたいかというと・・・・

「今まで、好きなワインを飲んできて、知らず知らずのうちに身に付いていた習慣や考え方が、突然Y先生によって理論武装された」

ような気がした、ということです。

というか、とっても、ためになる、良いお話を聞かせて頂いた、と思いました。

@@@@@@@@

この日の試飲は、ワインとチーズのマリアージュについてです。


チーズが、以下の4種類配られました。
カマンベール・ド・ノルマンディ
マンステール(アルザス)
ヴァランセ(ロワール)
ロックフォール(フランスの南西地方)

これらが、以下のワインに合うか合わないか、感想を求められる、というものでした。

1 Pouilly-Fume (Domaine Tabardet) 2007, 2850円
2 Meursault (Francois Mikulski) 2004, 8900円
3 Monthelie (Jean Philippe Fichet) 2006, 5500円
4 Haut-Medoc (Chateau Citran) 2004, 4000円
5 Sauternes Carmes de Riussec (Chateau Riussec) 2004, 3900円

さて、MusignyBlancはちゃんと合う組み合わせと、合わない組み合わせを当てられたでしょうか・・・?

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

正直言って、ボロボロでした。
半分も当たらなかったかな、ハハ。

まだまだ、修行が足りません。

でも、この日のチーズは美味しかった。
それと、2番と5番のワインも、お気に入りでした。。。。



授業が終了したら、もちろん自主勉強会に突入です。
その模様については、昨日カキコしたとおりです。。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-20 01:25 | ワイン
今回は、先週のクラスが終わった後の、自主勉強会について書きます。
この日のクラスでは、ワインと料理のマリアージュについて、とても良いお話をY先生に伺いました。そのお話と、そしてそこで飲んだワイン(およびチーズ)については、いずれ書こうと思います。

@@@@@@@

この日のクラス終了後に、Ow氏の友人がやっているという、フレンチ・イタリアンに皆で移動しました。
参加者は13名。自主勉強会としては、今回はかなり盛況です。

我々13名で貸し切ったくらいですから、わりとこじんまりとしていますが、なかなかおしゃれなレストランです。各自がワインを持ち込ませて頂きました。しかも美味しい料理を沢山いただいたのですが、信じられないくらいに格安でした。大げさではなくて、ほんとうに。。。
さすが、Ow氏の顔のおかげです。

この日に飲んだワインは以下のとおりです。

1 Cremant de Limoux Aimery Grande Cuvee 1531 Brut NV
  ラングドックのリムーのスパークリング。

2 Jacques Selosse Version Originale Extra Brut NV (degorgement - nov 2007)
予想外にも、ちょっとシェリーっぽい熟成香がしました。これは、熟成ワインが好きなMusingyBlanc的にはもちろんOKです。ですが、他の皆さんにとってはどうだったんだろう。。
 Y先生、「劣化ですか?」と質問したところ、「いや、これはワインの個性でしょう」、とのこと。以前にも、このエキストラ・ブリュットは飲んだことがあったのですが、なにせ3年くらい前だったからなあ。。。良く覚えていません。
 一ヶ月前には、ブリュットを飲んだのですが、それとはまた違う味わいでした。文字通り、よりドライでしたし。

3 Chablis 1er Cru Montmains (Mommessin) 2006
クロ・ド・タール(Clos de Tart) で有名なモメサン?
シャブリも造っていたのか。。。

4 Cotes du Rhone Vendange Clavelle (Laurent Brusset) 1997
これは、辛口の白でした。今までローヌの白に抱いていたイメージとは大きく違いました。熟成した味わいもあって、とても美味しかったです。今度、ローヌの白をいろいろ飲んでみたいと思いました。

5 Gevrey Chambertin (Le Dumont) 2005
神の雫でも紹介されましたが、日本人の仲田氏のネゴシアンであるル・デューモンです。タイムリーにも、最近始まったNHK大河ドラマと同じ「天・地・人」の3文字が、エチケットに書いてありました。

6 Postera Amarone della Valpolicella Classico (Manara) 2003
アマローネです。このあたりのワインも、少しずつ学んでいかなくては。。

7 Monthelie (Claude Jourdon) 1999
良年、1999のブルゴーニュです。ちょうど飲み頃になっていました。

8 Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuses (Moins-Hudelot) 1991
これは、香りが素晴らしかった。華やかでしたね。

神の雫で「第一の使徒」であったレザムルーズの造り手は、Georges Roumier (ジョルジュ・ルーミエ)でした。この造り手は、超スーパースターですので、今ではほとんど手に入りません。昨年9月に、このブログにリンクしているカズさん(L氏)に、1997年を飲ませて頂きましたが、それはそれは素晴らしい香りと味でした。本当の第一の使徒は2001年ではありますが、恐らくは神咲雫もこのような味わいに感動したのかなあ、と思ったものです(笑)。

今回飲んだモワン・ユドロという造り手のレザムルーズは初めてでした。でも、昨年飲ませて頂いたルーミエのレザムルーズに共通した、どこかはかなげな、でも華やかな、香りと味を感じることができました。
もしかして、これって、レザムルーズのテロワール?? ってこと?

なんて思いましたが、もう少しいろいろな造り手のを飲んでみないとわかりません。
だれか、MusignyBlancに飲ませて下さい(ペコリ)。

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そろそろ終電の時間も近づいてきましたので、お開きとなりました。

13名で8本でしたから、いつもよりも少なめに思えますが、実はこの前の授業でかなりの量を飲んでいましたからね。

満足して、良い気分で家路につきました。
と、そしたらテイスティングノートを忘れてきてしまったのですが。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-19 02:11 | ワイン

今年初めての新年会

今年初めての新年会がとあるお寿司屋さんで開かれました。
私は、この会の前に風邪で寝込んでいたりしましたが、かろうじて体調もある程度快復して、めでたく参加することができました。

参加メンバーはY先生を含むクラスの7名。
それぞれが、お気に入りのワインを持ち込ませて頂きました。

みなさん、和食、とくにお寿司に合うワインとは何か、という命題を考えて、苦心して選んできたようです。

いろいろなお刺身、お寿司だけでなく、様々な日本料理を堪能できました。
Y先生が、それぞれのワインに対して
「このワインの場合にはイカと貝が良い」とか、「この赤ワインにはマグロ」などと、的確に指導して下さるので、とても勉強になりました。

飲んだワインは以下のとおり。。。


1 Bruno Paillard Brut Premiere Cuvee NV (degorgement - jan 2008)


2 Alsace Riesling Taillevent (Domaine Seppi Landmann) 2007

3 Chablis 1er Cru Vau de Vey (Domaine des Malandes)
ヴィンテージの記載漏れです。誰か教えて・・・

4 Meursault Taillevent (Domaine Matrot) 2005

5 Marlborough Sauvignon Blanc (Old Schoolhouse Vinyard) 2006


6 Chateau Respide-Medeville (Graves) 1998 ブショネ
7 Chateau Respide-Medeville (Graves) 1998

この6、7は本当に勉強になりました。
Y先生が持ってきて下さったのですが、まず一本目を開けたところブショネだったので、同じワインをもう一本開けて(こちらは健全なワインでした)、その両者を飲み比べることによって、「ブショネとは何か?」ということを勉強する機会とする、ということになりました。

ブショネといっても、とても飲めない、というほどのひどいものではありませんでした。Y先生によると、「ひどいブショネを100%とすると、ブショネ度30%くらい」とのこと。

なかなか、全く同じワインで、ブショネとそうでないものを並べて飲む機会はありませんから、とっても勉強になりました。
最近、「ブショネとはどういうものか」ということが、わからなくなっていたMusingyBlancでしたから、なおさらです。

でも、今回のテイスティングによって、今まで自分がブショネに対して抱いていた香りと味に対するイメージは必ずしも間違っていなかった、と少しホッとしました。

8 Clos de Vougeot (Haegelen Jayer) 1985
この造り手のエジェラン・ジャイエは「ワイン造りの神」アンリ・ジャイエの姪として、ちらっと神の雫でも登場してきました。昨年末のクラス会忘年会で、この造り手で同じヴィンテージのEchezeauxを飲んでいます。つまり、年を挟んだ水平試飲と言えるかもしれません。

今回のクロ・ド・ヴージョもやはり同系の薄旨系の味わいでしたが、エシェゾーよりも力強かったような気がします。この造り手にとっては、エシェゾーよりもクロ・ド・ヴージョの方がトップキュベなんでしょうか?



魅力的なワインが並びましたが、会が終わりに近づいても、結構ワインが残っていました。そこで、MusignyBlancは調子に乗ってボトルの中に余っているワインをどんどん飲んで行きます。
もうすっかり酔っぱらっているので、胃腸系の風邪からの病み上がりであることなんで、完全に忘れていました。

あらかたワインが飲み干されたところで、会はお開きとなりました。
皆で駅へと移動していきます。
MusignyBlancもなかなかに酔っぱらって、かなり良い気分。。。

@@@@@@@@

するとOw氏が、
「まだ時間が早いですよ。もう一軒行きませんか?」

なるほど、確かにまだ夜は更けていない。
それも良いアイデアだなあ。。。。

早速、Y先生に、この近所に良いワインバーがあるかどうかを尋ねてみました。

すると、タクシーでワンメーターのところに、とっても魅力的なワインバーがあるとのこと。

4名の精鋭部隊で、急遽そこへと行くことになりました。
Y先生のお勧めですからとても楽しみです。
(Y先生ご自身はお帰りになられました)

ついてみると、そこは有名なワインスクールのJGのすぐ近くにある、こじんまりとしたワインバーでした。なかなか雰囲気がいいです。気さくなマスターが、もてなしてくださいました。実は、このマスター、我々と同じ学校に通っていた先輩であることがわかりました。

とりあえず、めいめいが好きなワインをグラスでオーダー。
私は、以下のワインにしました。

9 Saint-Veran (Verget) 2005

ヴェルジェは、私の好きなブルゴーニュの白ワインの造り手です。
でもびっくりしたのは、サーブされてきたそのグラスの大きさです。
今まで見たこともないような変わった形のグラスでした。

カップの部分の下半分が極端に広がっていて、でも中くらいのところから突然鋭角的にすぼまっていて、上の方の口は比較的狭い。どうも、このグラスはソムリエさん達が関わって、ワインを美味しく飲めるように開発されたものらしいです。

そんな、かなり大ぶりなグラスになみなみと白ワインが入っています。恐らくは、普通のグラスワインの二倍くらいの量があったのではないでしょうか?
すでにここまでに、かなりのワインを飲んでいるMusingyBlancですから、これでまた相当に飲んでしまいました。ちょっと許容量一杯か。。。。そんな身体のシグナルを少しは感じていたような。。。

私以外の3人も、それぞれ異なるワインをオーダーしていましたが、やはり量はたっぷり。。。でも、皆さん元気に見えます。
Ysさんが、少しほろ酔い加減には見えましたが。。。
Jさんは、まだまだイケそうです。

すると、Ow氏が、
「どうっすか、折角だからボトルを一本・・・。ここは一つ、ブルゴーニュワインで・・・」

気合いが入っています。
MusignyBlancは相当に飲んでいたのではありますが、「ブルゴーニュ」と聞くと、ついつい興味が湧いてしまいます。

そこで、お店のマスターが、セラーから何本か出してきてくれました。
私の好きな造り手であるMugneret Gibourg (ミュニュレ・ジブール)の村名ワイン(たしかGevrey-Chambertin)もあったりしたので、村名クラスで良いかなあ、などとも思いましたが、
強気なOw氏は、下記の一級ワインをチョイス。。。。

10 Vosne-Romanee 1er Cru Les Beaumonts (A. Pernin-Rossin) 1998

このペルナン・ロッサンは、MusignyBlancは知りませんでしたが、マスターによると最近人気の出てきた造り手だそうです。

赤系ベリーの香り。まだまだ相当に力強かったことは覚えています。かなりのポテンシャル・・・・

この畑のワインとしては、Emmanuel Rouget (エマニュエル・ルジェ)の1993を、昨年暮れに飲んでいますが、どことなく同系の味わいがしたような気がします。まあ、さすがにアンリ・ジャイエの後継者であるルジェの方がダイナミックで偉大ではありましたが、このワインもなかなかの逸品でした。(とはいえ、すでに大酔っぱらいだったので、記憶が定かではありませんが。。。。)

皆さん、相当に飲んでいたので、ここでボトル一本いけるのか?、とも思いましたが、でもこれだけのポテンシャルを持ったワインでしたから、ほどなく飲みきりました。。。

そんなこんなで、さすがに夜も更けてきたので、お開きとなりました。

飲んで酔っぱらっていた時は完全に忘れていたのですが、私の身体が病み上がりの状態であったこともあり、翌日、とってもとっても苦しむこととなったのは、言うまでもありません(苦笑)。。。

でも、良い思い出ですね。。。。後悔はありません。。。
楽しかったですからね。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-01-18 02:23 | ワイン