プチ慰労会
2008年 10月 29日
先日、久しぶりに町に出てワインを飲みました。
前にカキコした授業の最終日、せっかく町に出たのだからと、そのままワインを飲みに流れました。授業もそれなりに準備に労力をかけたので、それをやり終えたことにたいするご褒美です。
一緒に飲んで下さったのは、同業者、つまり生命科学者のAさん。
Aさんは、MusignyBlancが大学院に入ったばかりのころに、短期間でしたが一緒の研究室にいらしたかたで、とても素敵な女性サイエンティストです。お姉様的な存在ですかね。
Aさんはとある大学の先生ですが、最近まで20コマもの膨大な授業を行って、ようやく最近それが終わったとのことでした。私よりもはるかに多くのコマ数で、それは準備等も大変だったことでしょう。
お互いに、授業が終わったということに対する慰労会、のような意味合いもあった、ミニワイン会でした。Aさんも、かなりワイン好きです。
その日は、MusignyBlancの夜の講義が終わってからだったので、ちょっと遅めの午後8時半スタート。
とあるビストロにシャンパンを一本持ち込みました。
何にしようか迷ったのですが、なんとなくAさんならスッキリ系のシャンパンが好きかな、と勝手に予想して、Blanc de Blancs (ブラン・ド・ブラン)をチョイス。
Louis Roederer Brut Blanc de Blancs 2000 (ルイ・ロデレール ブリュット ブラン・ド・ブラン)
泡がきめ細やかで、エレガント、それでいてうまみもあって、とても美味しかったです。
遅いスタートだったこともあって、そこでは結局オードブル盛り合わせだけ食べました。
お店の方も気を利かせてくれて、そのシャンパンに合いそうなものを盛り合わせて下さいました。
Aさんとは、一年ぶりくらいの再会。ほんとうにたまにお会いするくらいなのですが、会うたびにその頭の良さと回転の速さに圧倒されてしまいます。一緒に会話していて、自分が情けないくらいアホだなあ^^、と感じさせられる人はそんなに沢山はいませんが、Aさんはまさにそんな人です。もちろん、Aさんはとても控えめなのですが、内面から出る輝きは抑えようもありません。
まあ、それはさておき、いろいろお互いの仕事のこと、近況などの情報交換をしたり、ワインについて語ったり、とても楽しい時間を過ごしました。
シャンパンが空いたところで、そこを早めに切り上げて、二軒目に移動。
以前、友人と訪れたのと同じワインバーです。
そこでグラスワインを何種類か飲んだのですが、最も感動したのが
Chateau Balestard La Tonnelle 1934
でした。
ボルドー、サンテミリオンのワインなのですが、ヴィンテージが1934 !!
飲んでみると、まだまだ力強い。しかし、長期熟成でなくては出てこない、独特の香り、特にメルローがいい具合に熟成が進んでシルキーになったような味わいでした。これは本当に感動しました。
マスターによると、数年前にリコルクされているそうです。
なので、恐らくは少しだけは新しいヴィンテージのワインが足されているのでしょう。
しかし、長い年月を経てこなくてはあり得ない味わいが、しっかりと感じられます。
う〜ん、超古いのに、でも力強い。その力強さがリコルクによるものなのかどうかはわかりませんが、でももしそうだとするならば、このワインはそれが本当に成功していたと言えるでしょう。
Aさんも、大感動だったようで、そこにお連れした私も大満足。
その他
Cote Rotie Les Fumelles (Paul Jaboulet) 1985
なども飲んだのですが、(これはこれだけで飲むと相当に美味しかったのですが)
1934年のワインに吹っ飛ばされてしまいましたね。
という訳で、授業も無事終わったし、美味しいワインは飲めたし、とても幸せな気分でで帰路につきました。
それにしても、Aさんとの会話は面白い。また、いつかどこかでご一緒できるといいなあ。。。
前にカキコした授業の最終日、せっかく町に出たのだからと、そのままワインを飲みに流れました。授業もそれなりに準備に労力をかけたので、それをやり終えたことにたいするご褒美です。
一緒に飲んで下さったのは、同業者、つまり生命科学者のAさん。
Aさんは、MusignyBlancが大学院に入ったばかりのころに、短期間でしたが一緒の研究室にいらしたかたで、とても素敵な女性サイエンティストです。お姉様的な存在ですかね。
Aさんはとある大学の先生ですが、最近まで20コマもの膨大な授業を行って、ようやく最近それが終わったとのことでした。私よりもはるかに多くのコマ数で、それは準備等も大変だったことでしょう。
お互いに、授業が終わったということに対する慰労会、のような意味合いもあった、ミニワイン会でした。Aさんも、かなりワイン好きです。
その日は、MusignyBlancの夜の講義が終わってからだったので、ちょっと遅めの午後8時半スタート。
とあるビストロにシャンパンを一本持ち込みました。
何にしようか迷ったのですが、なんとなくAさんならスッキリ系のシャンパンが好きかな、と勝手に予想して、Blanc de Blancs (ブラン・ド・ブラン)をチョイス。
Louis Roederer Brut Blanc de Blancs 2000 (ルイ・ロデレール ブリュット ブラン・ド・ブラン)
泡がきめ細やかで、エレガント、それでいてうまみもあって、とても美味しかったです。
遅いスタートだったこともあって、そこでは結局オードブル盛り合わせだけ食べました。
お店の方も気を利かせてくれて、そのシャンパンに合いそうなものを盛り合わせて下さいました。
Aさんとは、一年ぶりくらいの再会。ほんとうにたまにお会いするくらいなのですが、会うたびにその頭の良さと回転の速さに圧倒されてしまいます。一緒に会話していて、自分が情けないくらいアホだなあ^^、と感じさせられる人はそんなに沢山はいませんが、Aさんはまさにそんな人です。もちろん、Aさんはとても控えめなのですが、内面から出る輝きは抑えようもありません。
まあ、それはさておき、いろいろお互いの仕事のこと、近況などの情報交換をしたり、ワインについて語ったり、とても楽しい時間を過ごしました。
シャンパンが空いたところで、そこを早めに切り上げて、二軒目に移動。
以前、友人と訪れたのと同じワインバーです。
そこでグラスワインを何種類か飲んだのですが、最も感動したのが
Chateau Balestard La Tonnelle 1934
でした。
ボルドー、サンテミリオンのワインなのですが、ヴィンテージが1934 !!
飲んでみると、まだまだ力強い。しかし、長期熟成でなくては出てこない、独特の香り、特にメルローがいい具合に熟成が進んでシルキーになったような味わいでした。これは本当に感動しました。
マスターによると、数年前にリコルクされているそうです。
なので、恐らくは少しだけは新しいヴィンテージのワインが足されているのでしょう。
しかし、長い年月を経てこなくてはあり得ない味わいが、しっかりと感じられます。
う〜ん、超古いのに、でも力強い。その力強さがリコルクによるものなのかどうかはわかりませんが、でももしそうだとするならば、このワインはそれが本当に成功していたと言えるでしょう。
Aさんも、大感動だったようで、そこにお連れした私も大満足。
その他
Cote Rotie Les Fumelles (Paul Jaboulet) 1985
なども飲んだのですが、(これはこれだけで飲むと相当に美味しかったのですが)
1934年のワインに吹っ飛ばされてしまいましたね。
という訳で、授業も無事終わったし、美味しいワインは飲めたし、とても幸せな気分でで帰路につきました。
それにしても、Aさんとの会話は面白い。また、いつかどこかでご一緒できるといいなあ。。。
by MusignyBlanc
| 2008-10-29 19:19
| ワイン