MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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とあるワイン会における心象風景 その2 第一ラウンド  (前座ワイン by MusignyBlanc)

L氏と私の男性陣二人が二本ずつワインを持って行く予定だったのですが、とりあえず前座の一本として、私はとある白ワインをエキストラに持って行きました。

これは、実は日本のワイン。

アルガ・ブランカ・ピッパ 2004

山梨県の勝沼の勝沼醸造というところで造られているそうです。

実は、このワイン会の2週間ほど前に、日本酒を中心としたカウンターバーでたまたまこの白ワインをグラスで飲んでみたのがそのきっかけ。「あ、日本のワインなのに、フランスのブルゴーニュ地方の白ワインかのように、美味しい。ムルソーみたい。」というのが、私の第一印象。適度に熟成した味わいで樽の香りもして、酸もキリっとしていて、あたかも有名なぶどう品種のシャルドネのワインのよう。実はコレ、日本独自のぶどう品種である、「甲州」から造られているらしいです。

これはそのバーに併設されていた酒屋さんで一本3500円で購入できました。

さて、ワイン会の話に戻ります。
このワインをまず、全員にふるまいます。もちろんブラインド(目隠し、つまり銘柄を知らせないで飲むことです)テースティングで。
シェフのI氏にもブラインドで飲んで頂きます。

なぜ、ブラインドにしたかというと、

「恐らくは、参加者の皆さんは、これはフランスのブルゴーニュ地方のそこそこ値の張るワインだと思うであろう。そういう意見がいろいろと飛び交った後に、私が『実はこれは日本産でした〜』とやれば、皆の驚く顔が見れるだろう。今回の気合いの入ったワイン会、まずは軽いジャブ・L氏への先制攻撃としては、なかなか良いのではないか。ふっふっふっ・・・」

という、下心が思いっきりあったのである。
また、女性陣にアピったりしたい、という気持ちもあったかも^^;。

とはいえ、私のような駆け出しのワイン愛好家が、彼らのようなツワモノを欺けるのであろうか。。。
不安と期待が交錯しながらも、皆にワインをついでいくMusignyBlanc。

皆さん 「あ、スッキリして美味しい。」

私 (ちょっと冷えすぎていて、以前飲んだ時のような熟成した味わいがまだ出てこないな)と思い
「もうちょっと温度が上がった方が良いので、ちょっと暖めてみてください」

N女史 「あ、確かに熟成したような味わいもあって、なかなか美味しい」

私 (しめしめ・・・)
  「さて、皆さん、このワインの品種は何でしょうか?。」

皆 「ブルゴーニュのシャルドネじゃあないの?」

私 「そう言う声が多いので、それではまず、シャルドネだと思う方挙手を、お願いします。」

全員、挙手・・・・

私 (フッフッフ。しめしめ)
  「ブッブー。残念。違います。」

さて、ここで本来ならば、「じゃあ、どんな品種だと思いますか?」と言って、品種を当ててもらうところですが、品種が「甲州」ということがわかると、日本のワインということがばれてしまいます。
そこで、次には

私 「それでは、次にこのワインはどこの国で造られたか当ててください」

N 女史 「フランス?」(と言ったかな?私の記憶がちょっと曖昧)

M 女史 「ニュージーランド?」 (これも、私の記憶がちょっと曖昧)

最後にL氏 
しばらく黙って、じっと考えています。1分くらいの沈黙。
そして最後に
「日本!。だから品種は甲州。」

ナ、ナンデわかったんだろう!。
今まで、我々のワイン会で日本のワインなんて一度も出たことがありませんでした。特に白ワインはフランス中心でしたし、そうでなくてもドイツとかイタリアとか、あるいはアメリカ、チリなどでした。
それなのに、なんで日本という答えが出てくるんだ???
アリエネー@@@@。

私は半分パニックになりました。

当然のことながら、M女史、N女史からは賞賛の嵐!!
ヤバイ、憧れのM女史の瞳が心なしか潤んで、その中にハートマークが・・(笑)
私の浅はかな目論みはもろくも外れ、先制攻撃は見事な返り討ちにあったのでした。

う〜ん、それにしても恐るべきL氏の実力。
彼との付き合いは長くて、いつもその知識と舌には脱帽していたのですが、それにしても再度彼の実力をまざまざと見せつけられました。

まあ、私の性格を良く把握しておられるので、MusignyBlancだったらこういうシチュエーションでは奇をてらって日本のワインを出すのではないか、と推理した部分もあったかもしれません。
私が、品種を質問した後に、その答えを告げないまま、国を質問したりしたのがかなり不自然でしたしね。
それにしても、さすがバリバリの青年実業家です。
頭の回転がはやい!!。

まあ、これはまだ第一ラウンドに過ぎません。
このラウンドはL氏に10対8くらいで取られましたが、
本番はまだまだこれからです。

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by MusignyBlanc | 2008-09-24 19:15 | ワイン