MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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ロット差、ボトル差

先日のカキコで、以下のワインが値段が安くて、そして素晴らしい、と書きました。

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Volnay Santenots 1er Cru (Rougeot) 1991

そして、そのワインを別の業者からさらに5本追加で購入してしまった、とも。。。。

最初に2本購入したのですが、その内の1本は既に飲んでしまいました。それが前回のカキコです。


今晩は、新たに購入した5本のうちの一本を飲みました。

すると。。。。。



確かに、一本3600円だったことを考えると、水準よりはずっと良い。

でもなあ。。

前回飲んだ時には、古酒の風合いもあるけれども、まだ力強さも残っていて、枯れているっていう印象は全くなかったんだけれどもなあ。。。

今回のボトルは、ピークをかなり過ぎている感じ。セクシーさムンムンのケモノ香も少しは残っていますが、でももうかなりお年を召している^^:。そして、ピークを過ぎると出てくる独特の「酸」も感じます。この「酸」は、特級ワインなどのグレードの高いものだとそれもまた好きな味わいなのですが、う〜ん、今回のワインではやはり力強さが足りないので、その「酸」が必ずしも成功していません。

こんな古酒が3000円台で買える。買って飲んでみたら、そこそこ美味しい。まあ当たりだったな、という感じのできばえ。。。。


前回飲んだ時の、

「マジかよ〜。この値段で、この高級な古酒の味わいはありえないだろう」

というのとは随分違いました。


やはり、1万円とかする特級や評価の高いワインに比べると、もともともテロワールや力強さという意味では「ほどほど」なのでしょう。でも、きちんと管理されて寝かされて、良い感じに健全に熟成されると、19年間も経過しても、その「ほどほど」が奇跡的に傷まずにうまく熟成して、素晴らしい味わいになるのだろうと想像しました。

高価な特級ワインなどは、もともとのワインの力がありますから、多少、管理や輸送が乱暴でも力強く生き残ることができる。でも、「ほどほど」のワインはやはりそのあたりに細心の注意が必要なのかなあ。


そもそも、フランスで瓶詰めされたワインを日本に輸送するだけでもかなりのリスクがあります。長い間揺らされる訳ですし、また19年間も流通の過程で動かされたり、あるいは温度が上下したり、ということもあったでしょう。やむを得ないことです。

ですから、最初に飲んだ一本は、そういうリスクを乗り越えて健全に育って来た奇跡の一本だったのでしょう。幸い、同時に買ったのがもう一本ありますから、それはまたあと数年してから飲む事にします。


でも、後で購入したワインも、決して悪くはありませんでした。傷んでいるとか、品質が劣化しているというよりも、このクラスのワインが標準的に熟成したワインだったでしょう。お店での管理だって、そんなに悪いものではなかったと思いますよ。ですから、この後で飲んだワインも、値段から考えたら、遥かに水準以上です。これはこれで、ちょっと気軽に古酒を飲みたくなった時に飲めるので、重宝します。まだあと4本残っていますからね。

今回は、いろいろ学ばせて頂く良い機会となりました。

でも、フランスで、リリース直後にセラーでワインを寝かせているレストランその他では、ワインの状態は最高に違いありませんよね。だとするならば、相当に安い古酒を飲んでも、感動的に美味しいんじゃないかな?

あ〜、ブルゴーニュに行きたいなあ。。。。。。



つい数日前に会って一緒に飲んだ友人は、もうすぐロンドン出張だそうですが、そのついでに強引に休暇を取って、ブルゴーニュに行ってくるそうです。。。。羨ましい、っす。。。。
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by MusignyBlanc | 2010-10-17 23:49 | ワイン