MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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久しぶりの同窓会

先日、ワインクラスの同窓会がありました。

Y先生もお迎えして、総勢14人。久しぶりに会うメンバーも多く、大いに盛り上がりました。
WE試験の合格組、残念組、どちらもいましたが、いざワイン会が始まったらそんなことはどうでもいいです。盛り上がりましたよ。。。

今回は、慰労会的な要素もあったからか、いつもにもまして美味しいワインが勢揃いでした。

1 Eitelsbacher Karthauserhofberg Auslese Riesling Trocken 1999
モーゼル地方のワイン。アウスレーゼでトロッケン(辛口)というのは、珍しいとのY先生の解説でした。この日は、泡はありませんでしたが、オープニングを飾るにふさわしいワインでした。リースリングの醍醐味を感じさせてくれました。

2 Savennieres Les Vieux Clos (Nicolas Jolly)
ヴィンテージ記載漏れ。    (追記:2005だったそうです。)
これ、素晴らしかったです。さすが、ビオのカリスマのニコラ・ジョリー。シュナン・ブランの熟成した味わい。香ばしい感じと酸味がうまく解け合って、ビオの果実味も残っていて、なるほど美味しい。飲む時期としても、ちょうどピークだったでしょう。
ロワールのシェーヴル(チーズ)と合わせたら、素晴らしくマリアージュしました。

半月ほどまえに、同じニコラ・ジョリーの
Savennieres Clos de la Coulee de Serrant 1997
を飲んだのですが、かなり似た味わいでした。そっちは、さらに熟成が進んでいて、構造もしっかりして大きかったのですが、今回のはそれを少しチャーミングにした感じ。。。
オカルトチックでも、美味しいんだから仕方ない。ニコラ・ジョリー、恐るべし、です。

3 Macon Bussieres (Les Heritier du Comtes Lafon) 2000
これも美味しかった。とても、マコンとは思えない味わい。
ネゴシアン部門とはいえ、さすがラフォンが造る白ワイン。。。マコンのちょっと分厚いシャルドネが、うまく熟成するとこんなにも上品になるのか。。。目から鱗でした。

4 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Referes (Philippe Pacalet) 2007
これもやはりビオのスター、パカレの、ピュリニー一級です。
当然のように美味しかったのですが、やや固かった印象。大人数だったので、グラスの中で開かせて飲む余裕が無かったのが、残念。

5 Wehlener Sonnenuhr Riesling Auslese (Jos. Christoffel Jr.) 1988
モーゼルの半甘のアウスレーゼ。ちょうどこのとき、フォアグラのポワレが出たので、素晴らしくマッチング。

6 Alsace Riesling (Rebgarten) 2006
これ、なにげに美味しかった。
リースリングはお化粧をしない。素のままで勝負、というY先生の言葉通りの直球勝負の味わい。村や畑名が付いていないので、格的にはそれほどでも無いのかもしれませんが、味わいはとても美味しかったです。
この日は、ホントにどれも良いです。

7 Vacqueyras Cuvee de Lopy (Domaine Sang de Cailloux)
これも、ヴィンテージ記載漏れ。。。う〜ん、酔っぱらってきたか。。。(追記: 2003だったそうです。)
Sangというのは「血」という意味というは知っていましたが、Y先生がCaillouxというのは「小石」という意味です、と教えて下さいました。濃厚な、南ローヌの赤ワイン。。。

8 Fixin (Herve Charlopin) 2006
あの、フィリップ・シャルロパンの親戚筋だとのこと。今回のメンバーの中には、2ヶ月前のフランス・ブルゴーニュ旅行で、フィリップ・シャルロパンを訪れた方がいらっしゃいました。羨ましい。。。
テロワールのせいか、やや軽快な味わい。でも、どこかジュヴ・シャンのような気配も感じさせられました。

9 Langhe Nebbiolo (Nicolello) 2003
なんか久しぶりにイタリアを飲みました。このネッビオーロ、少し上の8のピノとニュアンスが似ていたような。。。

10 Pintia Toro Cosecha 2003
Y先生によると、スーパー・スパニッシュだそうです。
テンプラニーリョにカベルネその他がブレンドされているのではないか、というお話でした。深みのある、ポテンシャルを感じさせられる味わい。カリフォルニアの高級なカベルネ主体のワインのようでした。

11 Chateau Ferriere 1994
メドックのマルゴーの3級。初めて飲みました。
先日も、3級のマレスコ・ダレーム・ベッケーを飲みました。
少しずつ、ボルドー格付けシャトーを飲みつぶしていかないと。。。まだまだ飲んだことの無いワインが沢山残っているんですよね。

12 Chateau Simard (Saint-Emillion) 1995
サンテミリオンの赤。
まだまだ飲んだことの無いワインが沢山あるものです。

13 Chambolle Musigny (Arlaud) 2005
最近、たびたび飲んでいるアルローです。良年だけに、かなり構造がしっかりしていましたが、でも少しこなれてきていて十分に飲めました。同じ2005 のシャンボール・ミュジニーでも、ちょっと前に飲んだHudelot Baillet ユドロ・バイエは、まだ固くて手強かったので、開くのに一晩以上かかりましたが。
この造り手には、最近裏切られたことがありませんね。

14 Volnay 1er Cru Clos des 60 Ouvrees (Pousse d’Or) 1989
プスドールの古酒には今まで裏切られたことがありません。70年代でも、パワフルで美味しかったです。今回の89も、状態が素晴らしく健全で、まだまだ力強くて、艶かしいブルゴーニュの古酒のお手本のよう味わいでした。ケモノ、ケモノしていましたね。ブル赤というと、ついついニュイに目が行ってしまいますが、こういうのを飲むたびにコート・ド・ボーヌも忘れてはいけない、と自戒するんですよね。



さて、夜も更けてきましたので、例のブルゴーニュ専門のワインバーへと移動。
参加人数は5人。
既に皆さんかなり飲んでいましたので、予算だけを告げて、一本ボトルでオーダーしました。(MusignyBlancは少し遅れて到着したので、着いたころにはオーダーは終わっていたんですけどね。)

もちろん、いつもの通り、ブラインド。。。
マスターのU氏が、その日の雰囲気で選んで下さいました。。。。



まず、香り。。。


熟成が進んで、澄みきった香りだが、よ〜く匂いでみると、色っぽいブルゴーニュの古酒の香りも取れる。。。。こ、これはかなり古いけれども、なかなか凄いワインなのでは??

味わってみる。。。

確かに、相当に古い。。。
香りだけだと、古酒だとは感じるものの、なめし皮などの動物的ニュアンスも感じられたので、枯れてはいない。しかし、味わいは香りに比べると、かなりすっきりとしていて、やはり相当な古酒なんだろうと思わせられる。とはいえ、ゆっくりと舌の上で転がしてみると、様々な奥行きのある複雑なテクスチャも感じる。

う〜む、相当な古酒で、かなり高級なワインじゃないか?
とはいえ、予算から言って、そんなに凄いのが出てくるとは思えないし。。。。。
まあ、こういう時は、色や味と香り以外の要素を考慮に入れるのは止めて判断するべきなんだけれども。。。値段や出題者の思惑など、いらないことまでついつい考えてしまう。


もう一度、良く匂いでみる。

かすかに、薬草というか薬っぽいニュアンス。。。
これって、MusingyBlancにとって独特な感じ方なんだけれども、Clos de Vougeotに良く感じる香りだ。。。。。

う〜ん、ってことは、クロ・ヴジョなのか???
でも、ヴィンテージはどう考えても70年代だ。。。(下手をしたら60年代??)
だとしたら、とんでもなく高い値段になるだろうから、そんな特級ワインが出るとは考えにくい。。。。。。

う〜ん。。

そこで、ずるい思考回路が働きました。

(特級畑クロ・ド・ヴージョのあるヴージョ村では、少ないながらも村名ワインも造られています。村名ならば、この値段はあり得るかも。。。。)

ということで、どっちにでも取れるように

「ヴージョ、1970年代前半」

と回答。。。。。

果たして、答えは。。。。


Clos de Vougeot (Jean Raphet) 1975

なんと、特級畑クロ・ヴジョでした。。。しかもヴィンテージは当たったような外れたような微妙な1975年。

でも、居合わせた同窓生は、皆さん関心して下さいました。

"村名とも特級ともどっちとも取れる答えをしいておこう" というMusingyBlnacの姑息な考えは、その場では伏せておきました^^。。。


「いや、いや、それほどでも^^。。。。」

と少し得意そうにするMusingyBlanc。。。。(小人ですねえ・汗)



こんな素晴らしいワインを出して下さったマスターにも感謝です。

それにしても、このワイン、本当に美味しかったです。ブルゴーニュの古酒の醍醐味、でしたね。


結局、かなり深夜までいました。
久しぶりの仲間達と大いに飲んで騒いで、楽しい夜でした。
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by MusignyBlanc | 2009-11-13 01:53 | ワイン