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MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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Musigny vs Richebourg

先日、気楽にワインを飲もうということで、4人集まりました。

飲んだワインは以下の通り。まずは、シャンパーニュで乾杯。(銘柄不明。)

1 Meursault BBR (Guyot Javillier) 2007
レストランで飲むにしては、とても廉価でしたが(酒屋さんで普通のムルソーを買うより安いくらい)、味わいはバッチリ。いや、ホントに美味しかった。
知らない造り手さんでしたが、そういうところからコスパの高いワインを選んできたのだとするならば、このお店は流石です。お店の方によると、Patrick Javillierの息子のドメーヌと言っていました。

2 Chateau du Tertre 2004
ボルドーのマルゴー五級です。一人、鋭く当てておられる方が。。。。
意外とこなれていて好評。
これもお店のリストから選択。。。。

3 Musigny (Jacques Prieur) 1988
一人WEに合格したばかりのメンバーがいらっしゃったので、お祝いにこれを持ち込みました。以前、「いつかMusignyを飲みたい」と言っておられたので。。。(ちなみに、MusignyBlancは落ちたんですけどね・苦笑)。

最初は、あまり香りが立っていなくてやや閉じた印象。しかし、5−10分くらいすると、しっとりとした、静的な、しかし、ず〜んと通奏低音のように響いてくる香りと味わい。。。。

MusignyBlancは、このMusingyという畑のワインを飲む時は、造り手やヴィンテージを超えて、ある種の共通の香りと味わいを感じます。それをうまく表現するだけのヴォキャブラリーがないので、「ミュジニー香」なんて勝手に表現していますが。。。。今回のワインにもしっかりとミュジニー香を感じることができました。

ヴォーヌロマネの華やかさとはまた違った、陰性なしっとりとした味わい。。。
堪能致しました。

さて、ここでお開きです。
4人で3本ですからやや控えめか。。。とはいえ、MusingyBlancは結構酔っていたような気が。。。。

すると一人が、

「そう言えば、ワインバー○○で、DRCのリシュブールのグラスサーヴィスを今日やっているはずだ」

とおっしゃったので、急遽そこへと向かうことになりました。

もちろん、とても高価なワインですから、一人35mlずつという極少量です。

Musigny vs Richebourg_f0184200_19215870.jpg


4 Richebourg (DRC) 1994

香りは、先ほどのミュジニー香とは違うけれども、やはりブルゴーニュの素晴らしいなめし皮、腐葉土などのニュアンスが一杯で素晴らしい。ただ一つ気がついたのは、とても酸が強かったということ。若くてフレッシュなワインの酸の強さとは違って、きれいに熟成して透明感が増してきてから出てくる酸、という感じ。。。。そういう意味では、Musigny 88よりも熟成した感じがしたかも。マスターによると、DRCの場合はEchezeauxやRomanee Saint Vivantなんかと比べても、Richebourgは酸が強いんだそうです。。。。
なるほど、そうだったのか。。。。

こちらも、時間の経過とともに、偉大さがわかってきました。飲み干してしまったグラスから、どんどんと素晴らしい香りが立ち上ってきました。。。。

飲んだのは、この35mlだけでしたが、結局いろいろな話をしているうちに夜が深まってしまい、帰るのがそこそこ遅くなってしまいました。。。。

とはいえ、久しぶりのレストランでのワイン。。。。十分に堪能させて頂きました。

そういえば、最初のレストランの料理も素晴らしかったなあ。。。。



それにしても、Musingyの写真を撮っておけば良かった。。。反省
by MusignyBlanc | 2009-10-19 20:52 | ワイン