村名の古酒
2009年 09月 01日
ここのところ、めっきり更新をサボっていました。公私ともに忙しくなってしまっていたからでもあるのですが、少し時間的な余裕ができましたので、できる限り更新しようと思います。
更新していなかったからといって、ワインを飲んでいなかった訳ではありません。
最近は、色々な地方のワインを学んできたこともあって、ブルゴーニュ以外のワインを飲むチャンスも増えてきました。
もう一ヶ月くらい前になりますが、行きつけのワインバーで飲ませて頂いたワインです。学校の帰りに、5人で訪れました。本当は、30分ほど顔を出して、すぐ帰るつもりだったのですが、結局長居をしてしまいました。
1 Henri Giraud Brut NV
2 Meursault 1er Cru Perrieres (Ballot Millot) 2007
1,2はグラスで提供して頂きました。
実は、Henri Giraudはこの数日後に、トップ・キュヴェであるFut de Chene を飲む機会があったので、比較という意味でもとても楽しいものでした。ペリエールはもちろん、文句無く美味しい。
次には、ワインバーのマスターであるU氏が、「赤のボトルは古いのがいいですか?、新しいのがいいですか?」と聞いてこられたので、「じゃあ古い方でお願いします」ということに。。。
そこで、ブラインドで提供されました。
あきらかに、レンガ色。。。。相当に古そうです。。。。
「ヴィンテージはどのくらいでしょうか?」
「じゃあ、80年代ということで」とMusignyBlanc
「えっ!?。そこまで古く行かれますか??」とU氏。。。
しかし、U氏はいつも完璧なポーカーフェースで全くその表情からは真意が読み取れませんでした。。。。。
果たして
「外れです」
ということに。。。
うーん、やはり違うか。でも、さっきのU氏の反応を考えると、もっと若いのか??。いくらなんでも、このレンガ色は相当に古いように見えるんだが。。。。。
あ、そうか。特級や一級のように格上のワインであればそうだろうけれども、村名とか広域ワインでさらにオフヴィンテージのワインならば、比較的若くてもこういう色になることはありうるかもしれない。。。。。
う〜ん、悩ましい。。。
ということで
「じゃあ92 ?」
と答えてみる。。。あり得ない、と思いつつも、まあそれくらいしか思いつかない、ということで。。。。
U氏がタネ明かしをしました。
「1961年です。Vougeotの村名です。。。」
な、なんと1961年。。。。自分が生まれるよりも前じゃないか!?。。。
それにしても、U氏も人が悪い。。。変な風に誘導したもんなあ。。。。
3 Vougeot (Maison Pierre Ponelle) 1961
村名のヴージョはあまり飲む機会はありませんでしたが、その上こんなにも古いのを飲めるなんて、とても貴重な体験でした。しかも、村名であるにも拘らず、48年も経過してなお十分に味わえるワインの力。。。ワインというモノの奥深さと魅力を再認識した夜でした。
更新していなかったからといって、ワインを飲んでいなかった訳ではありません。
最近は、色々な地方のワインを学んできたこともあって、ブルゴーニュ以外のワインを飲むチャンスも増えてきました。
もう一ヶ月くらい前になりますが、行きつけのワインバーで飲ませて頂いたワインです。学校の帰りに、5人で訪れました。本当は、30分ほど顔を出して、すぐ帰るつもりだったのですが、結局長居をしてしまいました。
1 Henri Giraud Brut NV
2 Meursault 1er Cru Perrieres (Ballot Millot) 2007
1,2はグラスで提供して頂きました。
実は、Henri Giraudはこの数日後に、トップ・キュヴェであるFut de Chene を飲む機会があったので、比較という意味でもとても楽しいものでした。ペリエールはもちろん、文句無く美味しい。
次には、ワインバーのマスターであるU氏が、「赤のボトルは古いのがいいですか?、新しいのがいいですか?」と聞いてこられたので、「じゃあ古い方でお願いします」ということに。。。
そこで、ブラインドで提供されました。
あきらかに、レンガ色。。。。相当に古そうです。。。。
「ヴィンテージはどのくらいでしょうか?」
「じゃあ、80年代ということで」とMusignyBlanc
「えっ!?。そこまで古く行かれますか??」とU氏。。。
しかし、U氏はいつも完璧なポーカーフェースで全くその表情からは真意が読み取れませんでした。。。。。
果たして
「外れです」
ということに。。。
うーん、やはり違うか。でも、さっきのU氏の反応を考えると、もっと若いのか??。いくらなんでも、このレンガ色は相当に古いように見えるんだが。。。。。
あ、そうか。特級や一級のように格上のワインであればそうだろうけれども、村名とか広域ワインでさらにオフヴィンテージのワインならば、比較的若くてもこういう色になることはありうるかもしれない。。。。。
う〜ん、悩ましい。。。
ということで
「じゃあ92 ?」
と答えてみる。。。あり得ない、と思いつつも、まあそれくらいしか思いつかない、ということで。。。。
U氏がタネ明かしをしました。
「1961年です。Vougeotの村名です。。。」
な、なんと1961年。。。。自分が生まれるよりも前じゃないか!?。。。
それにしても、U氏も人が悪い。。。変な風に誘導したもんなあ。。。。
3 Vougeot (Maison Pierre Ponelle) 1961
村名のヴージョはあまり飲む機会はありませんでしたが、その上こんなにも古いのを飲めるなんて、とても貴重な体験でした。しかも、村名であるにも拘らず、48年も経過してなお十分に味わえるワインの力。。。ワインというモノの奥深さと魅力を再認識した夜でした。
by MusignyBlanc
| 2009-09-01 23:54
| ワイン