MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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格別なワインの競演

先日、珠玉のワインを飲む機会がありました。

どれもこれも、本当に格別、あるいは別格な味わい。わずか4人だったので、その変化も含めてたっぷりと味わうことができました。

1 Taittinger Comtes de Champagne Blanc de Blancs 1990
なんと、テタンジェのコント・ド・シャンパーニュで、さらにヴィンテージが1990。
すでに相当な古酒の域に入っているのに、泡はまだ元気で、しかしながらその熟成した香りと味わいは、最高のブルゴーニュの白の古酒に通じることろがありました。このヴィンテージはもう二度と飲むことはできないだろうなあ。。。

2 Meursault 1er Cru Perrieres (Domaine des Comtes Lafon) 1993
これも滅多に飲めないブルゴーニュの白。
世界の白ワインの三大メーカーと言えば、そのうち二つはCoche=Duryコシュ・デュリとこのコント・ラフォンを挙げる方が多いのではないでしょうか。(残りの一つは議論が分かれますよね)
しかも、ラフォンのトップキュベのムルソー・ペリエール。期待が高まります。
4、5年前に、この1994を飲んだ時には、まだ固すぎて、開くのにとても時間がかかったのを覚えているのですが、この1993は既にそれなりに熟成が進んでいたので、かなり違った印象を受けました。
古酒好きのMusingyBlancにとってはちょうど良かったですが、その他の参加者は比較的若くて元気なワインが好きなので、もしかしたら期待した味ではないと感じたかも。。。でも、その香りと味わいの広がり・奥行きは、素晴らしかったですよ。

3 Richebourg (Anne Gros) 2000
ヴォーヌ・ロマネ村の特級畑の中でも最高級の一つである、リシュブール。。しかも最高の造り手であるアンヌ・グロ。美味しいはずですよね。ヴィンテージは若干弱いのですが、それでもまだまだ元気で勢いのあるワインでした。それでいて、テロワールの懐の深さみたいのも感じました。同じ村の特級畑である次のワインとの対照がなかなか楽しかったです。
 これ、ブラインドで出たんですが、参加メンバーの一人の女性が、アンヌ・グロのリシュブール、と当てました。(ヴィンテージは当たってなかったとは思いますが。)
恐るべし、です。。。。

4 Romanee-Saint-Vivant (Domaine Leroy) 1992
ルロワの赤キャップのロマネ・サン・ヴィヴァンです。こちらは、3よりもさらにオフ・ヴィンテージではありますが、全くそれを感じさせない味わい。このヴィンテージにしてはとても力強い上に、熟成が進んで、ブルゴーニュ特有のケモノ臭が出てきています。官能的な香りと味わいです。
これもブラインドだったんですが、全員、畑を当てることはできませんでした。Vosne-Romaneeヴォーヌ・ロマネ村までは、皆さん当てたんですけれどもね。ただ、畑名を明かしたら、お一人が造り手を当てました。。。。

3と4は、同じ村の近所の特級畑なので、骨格は似ていると思うんですが、やはり熟成度の差が、味わいに大きな違いをもたらしていたようです。どちらが良いというのではなく、どちらも良い、ということですね^^。3は、まだ果実味が残っていて、タンニンもそれなりに強く、若々しくてはじけるような味わい。4は、熟成しているけれども、それでも力強さが残っている、古酒好きにはちょっと若めのピークにある味わい。。。なめし皮やケモノ臭などの、官能的な魅力も堪能できます。
似たテロワールを持つ新・古の特級ワインの競演は、それはそれは魅力的かつ面白かったですよ。


大いなる余韻と満足感に包まれたまま、帰路につきました。
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by MusignyBlanc | 2009-04-09 03:44 | ワイン