MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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テイスティング試験

さて、筆記試験の次はテイスティングです。

問題用紙の最初を見ると、
「ワインは全てフランス産のものです」
と記載されていました。

 「おし!、ラッキー。ヤマを張ったものを、忘れないうちに、書き留めておこう。」

と思って、問題用紙の片隅に以下のようなメモを書いたMusignyBlanc。。。

Ch 2006, SB 2007, R 2006, PN 2006, CS 2005, Sy 2005

これで、ヤマが当たればいいのだが。。。

前方から、ワインのボトルが一本ずつ回ってきます。計6本。
一つずつグラスに注いで行きます。
1-3が白、4-6が赤です。

そこで気がついたことが一つ。

「あれ??、赤のうち、4と5の色が薄い!!」

前回のカキコで書いたとおり、MusignyBlancは赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン(CS)、シラー(Sy)、ピノ・ノワール(PN)しか出ない、とヤマを張っていて、それ以外の品種については、データから削除していました。

でも、もしもそれが正しければ、色の薄いのはPNだけで、残りの二つは濃い色のはずです。う〜ん、おかしい。ヤマが外れたか??
良く見てみれば、薄いようでいて実は色の濃いのがあるんじゃないか、と思って見直すけれども、やはり4も5もCSやシラーではあり得ない色の薄さだ。。。

動揺するMusignyBlanc
パニクるMusignyBlanc


フー。。。
ままよ、気を取り直して、とりあえず、白から行こう。

まず外観。
1と2は、ほぼ同じ、薄い黄緑色。
それに対して、3はもう少し黄金色が入っていて、やや粘性も高そう。

白の品種のヤマをシャルドネ(Ch)、ソーヴィニヨン・ブラン(SB)、リースリング(R)に張っていたので、恐らくは3はシャルドネか?。それで、1と2が、SBとRのどちらかだろう、
ということは予想がついた。

なので、1と2を区別しなくては。

まず香り。
たしか以前の授業で習ったところでは、Rがセメダインや石油の香り、SBが青草やハーブの香り。

1は??、う〜ん、なんとなくスッキリした青い果実系の香りがする。それだけだとSBとRが区別できないが、何となく青草のような香りがする気もするなあ。。。。なので、SBか?

2は??。こっちも青草のような気もするが、でも。。。セメダインのようなはっきりとした石油香は無いが、でも今まで飲んだリースリング(R)の香りがする気がする。。。。

今までの授業で、少しは品種がわかるようになってきたのか?。1がSBで2がRという答えにちょっと自信を持ってみようか。。。。知らない間に、実力がついて来たかな(と慢心するMusingyBlanc)。

さて、じゃあ飲んでみよう。

今まで覚えていたのは、「SBとRはどちらも酸が強いけれども、特にRの酸は圧倒的だ」というイメージ。。。。「SBは少し苦味がある」という知識については、このテストの時には忘れていました。。

1を飲んでみると、予想以上に酸が強い!。
あれ??、なんかRでもおかしくないくらいに酸が強いぞ?
じゃあ2はもっと酸が強いのか?

と思って2を飲んでみると、確かに酸は強いがでも1ほどではない。。。

う〜ん、もしかしたら逆か?
悩んでしまうMusignyBlanc ・・・・

もともと、SBとRの区別には自信が無かったが、でも先日の試飲では何とか当てることができたので、本番になれば何とかなるんじゃないかな?、などと軽く考えていた自分を反省です。

そう言えば、試験の前に、Y先生からこんなアドバイスを頂いたのを思い出しました。それに、試験の間中にも繰り返し同じことを言われたっけ。

「皆さん、第一印象を大事にして下さい。迷ったら、最初に正しいと思った方を書くのが、正解である確率が高いです。迷って変えて間違う方が良く見受けられます。たいていの場合には、第一印象が正しいのです」

とのこと。

ますます悩ましいです。
う〜ん。

ということで、この問題は保留して、3を試飲。
これは間違いなくシャルドネ。タルがかかっていますが、そんなに高級でもなさそう。ほどほどのワインですね。

このワインに対する問題は、品種の他に、地方(ブルゴーニュ)、アペラシオンでした。アペラシオンに関しては、選択肢のうち一つしかブルゴーニュ地方のものが無かったので、簡単に答えられました。

問題は、ヴィンテージ。ヤマでは2006と覚えていたのですが、選択肢に2006はありませんでした。選択肢にあったのは、1999, 2001, 2003, 2005, 2007年。
これは困った。

そこで、こんな風に考えました。
「1999や2001のように古いのをこんな問題に出すのは、コスト的にも、手に入れやすさ的にも無いだろう。でも、タルをかけたブルゴーニュの白の場合には、リリースまでに時間がかかるから、2007ってことはないんじゃないかなあ。シャブリのようなタルをかけないものなら2007はあり得るけれども、この3はタルがかかっているし」
ということで、2005を選択。。

結果は、正解。
本当は、味わいからヴィンテージの特徴を把握して、というのが王道なのでしょうから、これは邪道ですよね(苦笑)。
きちんと味わいからヴィンテージを当てようとされたクラスメートには申し訳ないです。。。

さて、次は赤です。難しい白の1と2は後回しです。

4と5、外観上は似ています。薄い赤紫色。いつも飲んでいるピノ・ノワール(PN)に近い。。。。うーん。

ヤマを張った、シラー(Sy)やカベルネソーヴィニヨン(CS)ではあり得ません。
一つがPNだとするなら、残りの一つは何か?。グルナッシュだとすると、もう少しは濃い色だろう。だとすると、ガメしかないな?。

で、飲んでみる。まだ、良く冷えているので、香りと味が似ていて、良くわかんない。うーん、パス。

とりあえず、次の6に行こうか。。。。

6は、私のヤマから言えば、CSかシラーだということになる。
う〜ん、どっちか?

シラーならスパイシーな香り、CSならピーマンのような香り、とだけ覚えていた。

よくわかんないけれども、あまりスパイシーな感じはしない。どちらかといえば、微かにピーマン?。でも、それもはっきりしない。そこで発想を変えて、今まで飲んだどんなワインに近いか?、と考えてみました。

すると出た答えが、「ボルドー左岸」

ボルドー左岸は、恐らくブルゴーニュの次に(とはいっても比べたら圧倒的に少ないですが)多く飲んでいるので、何となく(言語化できないけれども)それに似ているなあ、という印象を持ちました。

ということは、CS主体か?

すると、生産地はボルドー、AOCはオー・メドック(他の選択肢はボルドー以外だった)というのはわかりました。

ヴィンテージに関してはヤマを2005年に張っていたのですが、実は選択肢にありませんでした。選択肢には、1998, 2000, 2002, 2004, 2006年のみ。

確か、この日の朝のエクセルデータをソートした時の微かな記憶では、1996の高価なシャトー・モンローズを除けば、フランスのCSは2004または2005だったと思うので(ホントに微かな記憶でした)、2004年をチョイス。
結果は、CSの2004で正解。。。。
でも、もしも選択肢に2005年があったら、100%不正解でした、ハハ。



実は、問題を解き進めて行くと、一番最後の問題が次のようなものでした。

「ワイン6とより相性の良いと思われる料理を選びなさい」

1 コック・オー・ヴァン(雄鶏の赤ワイン煮込み)
2 舌平目のムニエル
3 子羊のロティ
4 ブイヤベース

2と4は白ワインですから、間違い。1はブルゴーニュの赤、3はCSであるというのは定番です。
これで、
「な〜んだ、6はやはりシラーではなくてCSなのか」
と確信できたという訳です。

ホントは、味と香りから全てを理解しないといけないんですけどねえ。。。



さて、ワイン4と5のテイスティングに戻ります。

実は、最後から2番目の問題は以下のようなものでした。

「ワイン5と相性の良いと思われる料理を選びなさい」
選択肢は上記の問題と同様でした。
ちなみに、ワイン4についての相性料理の問題は出ませんでした。

「ガメに合う料理というのは覚えていないけれども、こんな出題をするとしたら、PNだよなあ、普通。。。。選択肢の1番ならピッタリだし。」

と考えたMusingyBlanc

そこで、久しぶりに4と5をもう一度飲んでみます。

すると、温度が上がってきたからか、香りも味も膨らんできていました。
先入観もあったかもしれませんが、4の香りを嗅いで、そして飲んだ時に、「あ、ボジョレだ」という印象。

4も5も酸が強いですが、でも4の方が全体的な味わいは大雑把な印象。5の方が引き締まっています。5は、いつも飲んでいるPNの印象。とはいえ、5もさほど高級なPNの味ではない。ほどほどの味わいでした。

それにしても、ブルゴーニュばっかり飲んでいたMusignyBlancがPNの選択で迷うとは。。。まだまだ精進が足りません。。。。


・・・・という訳で、4の品種はガメ。
それに関連した問題としては、地方はブルゴーニュ、アペラシオンはボジョレ、でOKです。

さて、問題はヴィンテージ。
選択肢は、1999, 2001, 2003, 2005, 2007でした。
ガメは最初からヤマを張っていなかったので、データから削除していたこともあり、さっぱりわかりません。とはいえ、普通に考えてボジョレは若飲みだから、一番若い選択肢の2007をチョイス。

これも、結果的には正解でした。


さて、5はPNです。
これに関する問題としては、地方はブルゴーニュ、アペラシオンもメルキュレ(唯一のブルゴーニュ地方の選択肢)で、OK。

ヴィンテージですが、私は2006年にヤマを張っていました。
しかし、選択肢は1999, 2001, 2003, 2005, 2007年。
またもや、ヤマを張ったヴィンテージがない!!

さてどうしよう。他のヴィンテージについては、もう覚えていない(汗)
でも、このワインはタル熟成しているから、2007年ってのはまだ早いんじゃないか?。まだリリースされてないくらいかもしれないので、これは除外。

1999は良年だし、古いから値段も高いだろうし、試験ではまず出ないだろう。2001は良い年ではないが、やはり古いから、手に入りにくいだろうし、おそらく違う。すると、2003か2005。2005の方が良い年なので、値段が高いだろうから、2003か?。でも、やはり手に入りやすい近年の2005なのではないか。味わい的にはそんなに高級でもないし、コート・ドールじゃないメルキュレだということが選択肢からもわかったので、2005とはいえ値段もそんなに高くないだろうし。。。
(なまじブルゴーニュは少しは知っているだけに、考えることが多すぎて疲れます。)

などと迷った末に、2005年を選択。

結果的には、これも正解。
でも、これはあくまでも結果論であって、選択肢に2006があったら、絶対に間違っていました(汗)。



さて、最後に、懸案の1と2に戻ります。

RかSBか?

以前の授業での試飲で、Rがとにかく酸が強い!、という印象を持っていたので、どっちかと言えば1がRだという気がする。でも、「第一印象を大切に」とY先生が繰り返し言っていたからなあ。。。

もう一度香りを嗅ぐ。

1は特にセメダインっぽいとも思えないし、でも少しそうかと思えばそういう気がしないでもない。
2は最初はRの香りと思ったが、でもハーブや青草の香りがする気もしてきた。
やはり、1がRで2がSBではないか?

まあ、とにかく、解答用紙は全部埋めなくては。。。。

と思って、先の問題を解いて行くMusignyBlanc。

すると、驚くべきことに、先の問題で・・・・

1のワインに対するヴィンテージの選択肢は
1998, 2000, 2002, 2004, 2006だったので、2007が抜けている!

また、2のワインに対するヴィンテージの選択肢は
1999, 2001, 2003, 2005, 2007だったので、2006が抜けている!

「判った!!」

前のカキコで書きましたが、クラスメートが作成して下さった今まで飲んだワインの一覧表(エクセルファイル)から、フランスのRのヴィンテージは全て2006年で、SBは全て2007年であることが判明していました。

という訳で、自動的に1がR、2がSBということが確定しました。

品種が判ればあとは簡単。生産地方とアペラシオンは選択肢の中から簡単に選べました。

そして、時間修了。。。。。

@@@@@@@@@@@@@

フー。この修了試験、とっても疲れました。

試験なんて呼べるものを受けたのは、もしかすると10年ぶりくらいかもしれません。筆記にしても、テイスティングにしても、MusignyBlancには真の実力が無いために、いろいろと姑息な手段を使って、邪道な考え方をしなくてはならなかったので、久しぶりにえらく頭を使った気がします。逆に言えば、普段の仕事とかではここまで疲れることが無いので、さほど頭を使っていない、ということかもしれませんが(苦笑)。

試験終了後は、5分くらいボーっとして、何も考えられませんでした。。。。



最後に、この日の試飲したワインリストを並べておきます。

1 Alsace Riesling (Dopff au Moulin) 2006
2 Sancerre (Domaine du Nozay) 2007
3 Pernand-Vergelesses (Joseph Drouhin) 2005
4 Beaujolais (Paul Baudet) 2007
5 Mercurey 1er Cru La Levriere (Domaine Brintet) 2005
6 Chateau Citran (Haut-Medoc) 2004

かように、修了試験は終わりました。

その結果については、次回、ということで。。。。
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by MusignyBlanc | 2009-03-05 21:39 | ワイン