MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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ブルゴーニュを学ぶ ー その3

さて、白ワインのテイスティングに続くのは、ブルゴーニュの赤ワイン3種類、4~6番です。

5と6はほとんど同じ色でしたが、4は他の二本よりも色が濃い。茶色かかっているガーネット色。
様々なベリー系の香りが立ちこめていて、熟成した香りもプンプンする。香りは本当に素晴らしい。ちょっと古酒のような風味も。。。

なので、どんなに素晴らしい味がするのか、と思って飲んでみたら・・・・

あまりアタックが強くなくて、ちょっと薄っぺらい感じ。タンニンはもうあまり残っていなくて、奥行きがないというか、広がりが無い。う〜ん、香りにしても、味わいにしても、好みではあるし、ちょうど美味しい飲み頃ではあるんだけれども、高級感はないなあ。。。でも、この枯れかけた感じは、まさにMusignyBlancのストライクゾーンではあります。

ということで、恐らくこれは、ちょっと熟成したガメなのか?、というのがMusignyBlancなりの結論でした。ガメなので、長期熟成には耐えないだろうから、枯れかけた香りと味わいが出ているのか?。
でも、このワイン、かなり美味しかったですよ。デイリー・ワインにするには、かなり良いです。

さて、実際のワインは
4 Chenas (Georges Duboeuf) 2004, 2080円

ボジョレのガメでした。

ここからはY先生の解説です。

「このワイン、とても美味しいです。ボジョレのガメなのに、何でこんなに美味しいのか?。ボジョレのAOCは南北に大きく二つに区分されますが、その北半分のボジョレ・ヴィラージュの中に、実はクリュ・ボジョレCru Beaujolaisと総称されるものがあって、全部でそれは10個あります。それらは、村の名前がAOCになっているのですが、このシェナChenasというのも、そのクリュ・ボジョレの一つなのです。なので、通常のボジョレよりもずっと美味しい。これで、2000円というのは、とてもお得です。ブタ肉などがとても良く合います。」

なるほど、クリュ・ボジョレなんてものがあったのか。知らなかった。。。コート・ドールを離れると、私の知識なんて、こんなものです。情けない。。。

この造り手、ジョルジュ・デュフッフは、日本では沢山のヌーボーでお見かけしますよね。ガメだと、2004年であっても、これだけ熟成した味わいが出てくるんですね。



さて次は、5と6です。

色合いはほとんど同じ、ルビー色。

最初は、5の方が香りが開いていて、より魅力的な香り。
5はフルーティーで果実味があって、ベリー系の香りがする。
まあ、これは典型的なピノ・ノワールだなあ。

それに対して、6は、最初のうちはあまり香りを感じることができなかった。やや気難しい感じ。。。。まあ、ピノ・ノワールであることは、間違いないと思うけれども、それ以上のことは、この香りの少なさでは良くわかんない。(優れたテイスターなら、そんな中でもきちんと香りを取るんでしょうけどね。)

さて、飲んでみよう。

まずは5番。
タンニンは中くらいからやや強め。酸もやや強い。
アタックは普通から少し強め。まあまあ美味しい。

それに対して6番。
アタックが強く、酸もやや強い。力強さがある。トーンは5と似ているが、格が違う感じ。ものすごく複雑な味わい。これは、相当に高級なワインではないか?

そう思って、しばらく時間が経過した後に、もう一度香りを匂いでみると、様々な複雑な香りが、力強く立ちこめてきていた。5と同様に、やはりベリー系の香りだけれども、そこにタル香、やいろんな成分が加わっていて、全然衰えない。

それに対して、5の香りをもう一度嗅いでみると、
ちょっと香りが落ちてきていて、力強さが失われはじめていた。。。。

5も6もどちらもコート・ドールのピノ・ノワールなんだろうけれども、6の方が格上なのだろう、ということがは予想がつきました。

(実は、テイスティングの前に、Y先生が、「1~6の中には、村名、一級、特級の全てが含まれています」と言っておられたので、格が違うものがあることはあらかじめわかってたのではありますが。)

まあ、授業ではここまで予想すれば十分なのですが、MusignyBlancがいつも飲んでいるブルゴーニュですから、調子に乗って、「村を予想してみよう」と思ってしまいました。

まずは、より高級な6から。。。。

力強くて、しかも容易に開かなかったこと、そして、いつも飲んでいる味の記憶に照らし合わせて、
「Gevrey-Chambertinジュヴレ・シャンベルタン村か?」
と予想。。

それに対して、5は
すぐに開いたし、果実味豊かで、ちょっと鉄っぽい味わいもあったから、
「Vosne-Romaneeヴォーヌ・ロマネか?」
と予想。



果たして、実際は・・・・

5 Gevrey-Chambertin (Domaine Maume) 2006, 5650円
6 Charmes-Chambertin (Domaine Maume) 2006, 14400円

5と6は同じ造り手で、同じヴィンテージの同じジュヴレ・シャンベルタン村のワインだったのです。5が村名ワインであるのに対して、6が特級ワインでした。

6は、なんと特級畑シャルム・シャンベルタン!。授業だというのに、凄いワインが出てきたものです。まだこのワインは2006と若いヴィンテージなので、最初のうちは気難しくて開かなかったのも、後から考えてみれば、納得できます。モームは私も何回か過去に飲んだことのある、良い造り手ですしね。

さて、結果としては、私は6の村を当てましたが、5の村を外しました。
出題者の立場に立ってみれば、同じ村で格の違うワインを用意するのが、勉強させるには良いですよね。でもそこまで思いつかなかった。。。確かに、5と6は同じトーンの香りと味だとは思ったのですが、でも違う村であると予想してしまいましたし、逆に言えば、6を当てたのは、単なるマグレであったということなんでしょう。まあ、私の力では、村の違いを言い当てるなんてのは、到底無理ですからね^^;。


という訳で、この日のクラスでのブルゴーニュのテイスティングは全て終了しました。


この夜はクラス会が開催されたのですが、定員オーバーだったので、あみだクジによってMusignyBlancは参加できませんでした。そこで、クジに外れた4人で、裏クラス会を開催することに。。。。
その模様については、また後日、カキコさせて頂きます。
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by MusignyBlanc | 2009-02-22 12:19 | ワイン