MusignyBlancがつれづれなるままに書きなぐる備忘録


by MusignyBlanc
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授業再開

この日のワインクラスでは、ワインの流通、価格形成のしくみについて学びました。
また、ロバート・パーカーに代表されるワインジャーナリズムがいかにして、世界のワインのスタイルの画一化をもたらしてしまったのか、という内容の講義も少しありました。
有名なワイン映画「モンド・ヴィーノ」の紹介もあったりして。。。

後半は試飲です。
今回は、シャルドネ、テンプラニーリョ、シラー(シラーズ)がそれぞれ2本ずつで、どちらが好みか、それぞれ点数をつけてみるというシステムです。

最初はシャルドネ対決(米国対フランス)。
1 Kendall-Jackson Chardonnay 2006, 3200円
2 Bougogne Veselay (Domaine Montanet-Thoden) 2006, 3200円

次は、スペイン・テンプラニーリョTempranillo対決
3 Rioja Grand Reserva (El Coto) 1996, 3300円
4 Rioja Reserva (Finca Valpiedra) 2001, 5000円
  4は、5%だけCSが混じっています。

最後はオーストラリア・シラーズ対決
5 Torbreck Woodcutter’s Shiraz 2007, 3670円 PP 93
6 Torbreck Descendant 2005, 18340円 PP 98

ブラインドで試飲したそれぞれのワインに対する点数を、指名された生徒が答えて、その後、Y先生が「パーカーだったら、このワインにはこのくらいの点数を付けるであろう」というお話をされました。

また、5, 6に関しては、上記のようにパーカー・ポイントが実際に付けられています。なんと、6番は98点!
だから、オーストラリアの赤なのに、こんなに高額になってしまったのだ、というようなお話も聞きました。

私を含めて、我々生徒は必ずしもパーカーが高い点を付けた方に、高得点をつけた訳ではありませんでした。Y先生も、それを参考とするのは構わないが、あまりワイン・ジャーナリズムに振り回されないように、という論調であったと思います。

3と4に関しては、実はMusignyBlancは3の方が圧倒的においしかった。適度に枯れて、アタックは強くはないが、なめらかで、繊細でダシ系の香りと味がして、古酒好きの私でも十分楽しめた。

しかし、Y先生によると、このワインはパーカーにしてみれば、熟成のピークが過ぎていて、変な風味もするので、おそらく69点などの低い点がつけられるのではないか、ということでした。パーカーの採点方法だと、欠点のあるワインは、たとえ他にどんなに優れた点があったとしても、評価が低くなるとのこと。。。。でも、昔からリオハを好きな人には、この枯れた感じが良い、という人も多い、ともおっしゃていました。まさに、MusignyBlancがそんな人ですけどね。

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まあ、そんなこんなで、授業が終わったら、以前も行ったワイン・ダイニング/バーに移動して、自主勉強会ですww。

参加者は9人でしたが、開けたワインは5本と、どういう訳か、いつもよりもかなり控えめでした。いつもは一人一本くらいですから、今回は半分くらいでしたかね。

1 Paul Cheneau CAVA Blanc de Blancs Brut NV
2 Frankstein Gewurtztraminer Alsace Grand Cru 2004
いつものGewurtztraminerよりも、少し甘め。キリっと冷やしてあったので、これはこれで良い。
3 Turning Leaf Pinot Noir (Gallo Family Vinyards) 2006
カリフォルニアのワイン。小ぶりでアタックは強くないが、軽妙でエレガント。なかなか良い。
4 Pascual Toso Cabernet Sauvignon 2006
アルゼンチンのワイン。印象に残ってないなあ。。。普通に美味しかったような。。。

5 Clos de la Roche (Remoissenet) 1992
 もう十分熟成していて、香りは素晴らしい。まさにブルゴーニュの見本。でも、オフ・ヴィンテージの悲しさか、味に力強さはもう無い。タンニンもほとんど感じない。私のように、ダシ系の薄旨ワインが好きな人にはいいが、パーカーのようなアメリカ人好みの濃厚な黒系ワインが好きな人にとっては、もう古すぎる(Too Oldと表記されそう)ワインなんだろうなあ。。。(ちなみに調べてみたら、パーカーはこのワインは論評していませんでした)。

 でも、ルモワスネはちゃんとした造り手だし、クロ・ド・ラ・ロッシュもパワフルでスーパーな特級畑なので、このワインが(たいへんエレガントであったものの)力強さに欠けたのは、たとえ超不作の年であったとはいえ少し意外でした。

それに比べて、以前飲んだ
Clos de Vougeot (Domaine Leroy) 1992

は、同じ1992のブルゴーニュ赤でも非常にパワフルでした。
やはりルロワの偉大さを感じてしまいます。



この日は、いつものように飲み過ぎるということもなく、皆さん比較的穏やかに解散ww。
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by MusignyBlanc | 2009-01-07 20:11 | ワイン